南相木村の運用後50m程、車を移動し北緯36度02分09秒 東経138度34分28秒で海抜1476mHで車中泊した翌朝の05:49~08:05jstに7MHzで運用し102局と交信した。需要が有れば長時間運用する予定で有ったが 呼ぶ人が途切れたのでQRTした。小海町、南相木村、北相木村と全て標高は1400mHを越しているがどの場所も交信数は100局前後で終わり余り伸びていない。
長野県は全国の中央部で国内コンディションの方は南北に均等に開け其の意味で条件も良いはずなのだが?色々考えたが標高が高すぎる為に近いエリヤに対する電波が落ちずにスキップゾーンが広い様に思う。そして釣竿アンテナと言う垂直系のアンテナを使用した事が(打ち上げ角が低いので電離層での反射波は遠くに飛ぶ)更に拍車をかけた様に思われた。したがって時間帯によっては近距離のエリヤの信号が「フワフワ」して取り辛い事が有った。今回の移動の最初の長野県東筑魔郡山形村でも標高が1500mHを少し切る標高でも同じ様な現象が出たのでHFでの電波の伝搬では必ずしも高さが全てでは無い様で有る。今までの全国の移動では高くても400~800mHくらいでの移動運用、其の高さが大半で其の場所では、この様な事は余り感じなかったのだが・・・・
長野県の様に2000級の山が沢山ある県は珍しく徳島県では1400mHが車の乗り入れ可能な移動地では最高峰クラス、従って今回の様な経験は初めてで有った。
運用後、来た道を引返し分岐点から右折し124号線の先端、「長者の森」に向かった。この場所は遊具も有り綺麗に管理されていたが私が着いた時は子供連れの御夫婦がテニスをしていただけで其の他のお客さんは居なかった。私は休憩を兼ねて近くを散策したが静けさが有り森林浴で気持ちが和んだ。