長期移動の生命線 カーナビは大変重要な機材である。私の様な田舎者が臆しながらも全国を旅する事が出来るのも「カー・ナビ」の御蔭である。此れが無ければ「日本一周」など夢物語であっただろう。それ故に車に次いで重要な機材である。
只言える事は幾ら精度の高い文明の利器でも完璧な物など無く、時々とんでも無い指示をする事が有り悩む事に成る 私のカーナビはパナソニックの古いタイプでオークションで1万5千円で入手した物、購入時は最新の地図帳を入れたが現在4年を経過すると田畑や最悪は海の上を走る表示と成る事も時々有る。最大の難点は都会地の2階建ての高速道路を走行中、予測表示をせず表示が停まって仕舞う事、名古屋と大阪で1号線を走行時に其の症状に悩まされた。細かい指示上の問題は日常茶飯事である。
私はそれらのトラブルの解消用にポータブルタイプのナビをもう一台搭載している、此れはHDDタイプでは無いので実際の走行案内目的には向かないが(動作が遅く走行を間違うとデータをロードして新しいルート表示までに数分掛かる場合が有り実用上走行中は使い辛い)確認用には十分で一番有用なのは移動運用地が境目の場合、歩きながら微妙な境界の確認が出来る事と緯度経度の打ち込みが出来るので最近は運用予定地をグーグル・アースの航空写真で確認して其の緯度経度を読取りメモし現地へ行く時には最終ポイントには此方のナビで寄せる様にしている。最新型国産のナビは如何か解らないが古いタイプは意外と緯度経度で目的地を設定できるナビは少ない。設定できても秒までの設定機種では誤差が100m以上有り地形によっては其の場所に正確に行けないが秒の次の桁が設定出来るナビだと殆ど誤差無くその場所に辿り着く事が出来る。
次に便利な機器は速度違反を取締るGPSレーダー探知機、私の車は走ろうにも車が走らないので心配ないが走り屋さんは必要かと思う、私も念の為にユピテルの商品を搭載しているが思わぬ所で「ネズミ捕り」に出くわした事がある。特に北海道の観光シーズンは絶対注意が必要、パトカーからレーダー波を当てられると即アウト、探査機の値段以上の罰金を払う羽目に陥る。最近の商品は警察関係の無線電波を受信するだけで警報を発するので周辺のパトカーの存在が解る物も有るのでレーダー波を当てられる前に予知する事が出来る。
其れから北海道、東北方面に移動される場合は別のフォグランプの用意が有ると便利で有る。特に山間部や高度のある場所で運用する場合は必須で有る。通常のライトの中に組み込まれているフォグ等は光が通らない。本格的な物でないと通用しない状況に成る事がある注意が必要である。