野付郡別海町の運用が終わると急いでアンテナを撤収し次の運用予定地の標津郡標津町へ向かう 運用場所の下見は昨日にしていたので迷う事無く野付半島の標津町側の駐車場北緯43度37分20秒、東経145度13分09秒 海抜1mHに行き7MHzで16:40~21:11jstまで運用し174局と交信した。朝方よりは夕方のコンディションが良かったのか約2倍の交信実績と成った。其の日はこの場所で車中泊した。
翌朝244号線を北上する中で標津町役場内の「あすぱる」と近くの「標津サーモン科学館」を見学した。(写真中段)標津の町はあまり大きくは感じなかったが町筋の建物が今風で今まで見て来た町とは違った印象が有った。色んな人に話を聞くと北海道内で指折りの漁場を持つ財政が豊かな町である事が解かった。町役場は大きな立派な建物であったし「あすぱる」は何を見て回ったかは思い出せないが大きい多目的ホールが有り設備が充実していた。
私の住んでいる阿南市は人口6万人、それに比べて現在の標津町の人口は5647人で一桁違うが、この様な設備を維持管理出来る財政的基盤が有る事に驚いた。「標津サーモン科学館」は広大な敷地の中に「鮭、マス」の資料展示と水族館が合体した様な建物と高いタワーが有り周り一面に芝生が植えられ綺麗に維持管理されていた。中段3枚目の写真は私の手で中に泳ぐ魚は人間の古くなった皮膚膜や角質を食べてくれる魚で名前は忘れたが興味本位で水槽内に手を入れたら集まって来て早速作業を始めたが皮膚を齧られている僅かな痛痒さを感じる不思議な生まれて初めての感覚を味わった。魚は相手を選べないので毒気の有る爺さんの皮膚を食べて後日、腹痛を起こしたかも知れない。
後ろの御婦人のグループが同じ様に手を入れていたが「ひぇ~」とか「ひゃ~」とか色っぽい声を出していた。旨く言葉に表せないが「こそばい」感じで体験的に言うならば人に耳掃除をして貰っている時に「こそばくて」身を捩る様な時に味わう感覚だろうか?・・・・・どうでも良いことだが アハハ・・・・
標津の町筋を抜けるとポー川史跡自然公園(写真下段)が有り昔の家や開拓時代の農機具や道具などが展示されていた。最後の写真は標津湿原、写真では解からないが湿原の中を蛇の様に蛇行して流れるポー川が有る。2時間くらい見学の後に今回の旅行の目玉でも有る羅臼、知床方面に向かった。