今日は最近の7MHz帯の夜半のコンディション状態を調べる為に少し聞いてみた。現在21時を少し回った時間帯が来ると国内の信号が殆ど入って来ない。7.060MHzに中国が7.070、と7.076MHz辺りに韓国の信号が入っているだけ7.068MHzにJA8の日本の局が出ていて信号が59オーバーで入っているが相手の信号は39~49で浮き沈みが激しい(多分6エリヤの局と思われる)
最近のコンディションは確実な秋型に成って居る様子、此の時期の7MHzの移動局は夜のパスが余り使えない状況に成って居る反面3.5MHzのコンディションは絶好調の様子3.545MHzから上の常連局は59プラス30~40dBのレベルでガンガン入感している。しかしながら夏場に多い3.530~3.540MHzに聞える移動局の信号は今日は全く聞えて来ない。コンディションは可也良いと思われるが矢張り涼しく成ると車中泊の移動運用は少ない様に思われる。
また此のバンドの特徴とも言える事だが7MHz帯に比較すると3.5MHzの移動運用局を呼ぶ局も少ない。私も移動運用を始めた1~2年間は3.5MHzを運用する事は無かったが在る移動先で熱心にリクエストされ初めて運用したが最初の10局位は呼ばれたが其の後は無しの飛礫で?ガックリした経験が在り、其の後は要望が有っても運用する事が無かったが移動運用を始めてから3年目の沖縄、鹿児島の離島の移動運用に出掛けた時、此れ等の場所からは日頃3.5MHz帯の運用が無かった事やリクエストも多かった為、精力的に運用した。
此の周波数での交信数は珍しい所からの運用で有れば100~130局ほど交信できるが通常の移動地からだと30~80局止まり、私は3.5MHzの移動運用時はフル・サイズの逆Vのアンテナを使用しているので運用地探しには可也苦労する事が多いのだが結果的に呼ばれる局が少ないとガックリしてしまう。其れと此のバンドで運用する時は気を付けないとクレームを付けられる事が有る。「被って来る」とか 明らかに使用していないのだが「使っている」と周波数の留守番役が居て結構チャチが入る。最近こそ3.530~40辺りは移動局の周波数として此処2~3年前から何と無く認知され移動運用で使用出来る状況に成って来たが其れ以前は此の周波数の御馴染みさんとの軋轢はあった様に思う。
只、此の周波数帯での移動運用は交信数は7MHz帯と比較すると少くなく成るが呼んでくる来る局の信号は強力で臨場感があり且つオペレーション・レベルが7MHz帯と比較すると格段に高く、パイルに成っても阿吽の呼吸で心地よく運用出来る事が楽しい事と7MHz帯で有りがちな音楽が流れたりビート等の故意的な妨害が無い事等、利点も有り、私は固定局では余り運用しないが移動運用時は条件が整えば出来るだけ運用する様に心掛けて居る。