黄昏叔父さんの独り言

 アマチュア無線と何でも有りのブログ

 久し振りの家族総出の運動会

2013年09月22日 | 日記

     


  今日は小学校と全町民運動会の合体した運動会が開催された。最近の小規模の町村では町民運動会が開催されている事自体が珍しいのでは無いかと?と思うのだが?私達の団塊の世代では児童数も多く世の中には町村をあげて楽しむ行事も無かったので小学校時代では運動会は年間の行事の中で最大行事とも言える物であった。私の生まれた町では小学校と町民運動会は完全に独立していたし生徒数や町民の人数が多い町だったのでプログラムも多種多様で夕方の薄暗く成るまで続いた。



 現在、住んでいる町は私が生まれた町と比較した場合、人口規模で言うなら30%程度の規模、小学校の在校生数も200名程度の学校で有る。昔は其れなりの生徒数が居たので小学校と町民運動会は独立した形で運用されて居た様だが私の子供が小学校に通い始めた頃には(20年位前から)両者が合体した形に成っていた。



 小学校の生徒数が各学年、1クラスの定員を割る様な数に成ると運動会のプログラムの消化も午前中に終わってしまう状態に成り昔程の盛大さは無い。町民も現在は他の個人的な楽しみに流れたり、何より子供や孫が通っていない小学校の運動会に昔ほど人々が集まらなく成ってしまった。



 此の地区は昔ながらの運動会は各在所毎に張られたテントに分かれて児童や親達が座り応援をする形を採って居るので今朝は5時に運動場に出向きテントの設営の準備、偶々朝方の天候は雲が厚く雨が降るかも知れぬ微妙なお天気状態、世話役としては非常に気を揉む処、去年は予定当日は大雨、順延の場合の予定日も雨に成り最終的に開催は平日に小学校単独の運動会と成った。其の事も有り、学校長と協議会の会長は既に運動場に居られたが「午前中は雨に成りそう。」と心配顔、「しかし、去年の事も有り雨が降って居ない状態なら決行!」と判断、煙火を上げて運動会決行の合図とした。



 やがて各、常会の世話役がテントを持ち込んで設営を始めると運動場も大分明るくなり賑やかに成った。我家は世話役なので家内と息子と私の家族総出での仕事、昨年に新調しながら雨で出番の無かったテントの建て方に迷いながらも駆け付けた皆さんの協力を戴きながら如何にか設営した。



 其の後、一度家に帰り午前中の途中から運動会に参加、小学生らの元気に走ったり競技する様子を見ていたが其れなりに面白かったり楽しかった。昼の食事を境に午後からは一般の得点種目が始まり、事前に御願いしていた方々に競技前の(子供が在校生で無くとも出場を御願いする人も有り仕事をしている人達も居て)電話連絡や競技毎の選手の集合状況の把握など結構気も使う。そして昼からは青空も広がる好天にも恵まれ日差しもきつくなり日焼けで顔が火照り大変な状況で有ったが嬉しい事に、一般採点種目では私達の地区が優勝することが出来て世話役としては面目が保たれる結果と成った。最初は「今時、町民運動会も無いだろう。子供の通学していない人達にリレー選手や競技に出場の御願いをする事は大変で大概目にして欲しいわ」等と思っていたが競技や各種リレーが始まると夢中に成って応援していた。子供が卒業して約20年、運動会とは無縁の世界に居たが久し振りに童心に帰れた気がした。


 

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