今日は私達の「結婚記念日」で早いもので既に42回目の記念日となる。此の歳に成ると特別なプレゼントや行事は行わず、夕方に外食に出掛け二人だけのささやかな記念日を祝った。二人の子供達は多分私達の結婚日は知らなかったのだろう、関東に居る娘も近くに居る息子からも何の連絡も無く「けしからん奴らだ!」と私が言ったら家内が笑いながら「其れじゃお父さんは両親の結婚日を知って居た?貴方が両親の結婚記念日に電話して居る処など見た事も聞いた事も無かったけど?」と言われると確かに其の通りで両親の結婚記念日などは全く知らない。其の親の子供達なのだから「さも在りなん!」と自分の不徳を実感した。
其れでも両親の結婚50周年の「金婚式」は長兄の音頭取りで兄弟夫婦と孫全員の12人と両親を合わせた総勢24人で盛大な祝賀会を行い盛り上がった。私達も健康で居られれば後8年で「金婚式」を迎えられるが其の時には家族が総勢で10人位には成って居るのだろうか?私達夫婦は財を築く事も名を残す事も子孫を残す事でも両親には遠く及ばない一生で終わりそうだが残された寿命を全うして一日一日を生き、両親が達成した「金婚式」を迎えるまでは家内共々に元気で頑張らねばと思った。