自衛隊の戦闘糧食Ⅰ型に必ず付属する副食、「たくあん漬」です。
自衛隊員に大変評判が良い缶詰ですが、製造元の九州食糧品工業が倒産してしまった為、現在備蓄品しか無いらしいです。しかも賞味期限は平成21年5月まで。
アキバのアソビットキャラシティで購入しました。最終生産ロットの確保に成功したそうで、「じえいかん」として発売しています。当然、萌ラベルになっています。しかし、中身は実際に自衛隊に納品されている「たくあん漬け」です。
サイズは約76mm*33mm、45gです。 値段は1個300円です。
ふたを開けると、ぎっしりと詰まっていました。
「たくあん漬け」と言う名前なので、普通のたくあんとは違います。昆布等を加えた調味液に干し大根を漬け込んだものです。ぬか漬けではないのですね。
取り出しました。こんなに分厚いです。20mm以上あります。
味ですが、薄味です。というか、味が付いているな、と言う程度です。しょっぱくありません。
一回の食事でこれだけの量のたくあん漬けを食べきらないといけないので、薄味なのでしょう。戦場で食べ残してしまっては、部隊の存続に関わりますから。
これだけの厚みです。ポリポリと非常に噛み応えがあって、好印象です。これは味を楽しむのではなくて、食感を楽しむのでしょうね。
さすが、フランスのミリメシとタメを張るメイド・イン・ジャパンです。しかし、自衛隊員に好評のこのたくあん漬けが無くなってしまうのは、戦闘モチベーションを減少させてしまいそうで不安です。