パールライスのつれづれなるままに

日常のちょっと気になった事を気ままに書くブログ
最近は、美術鑑賞・ガジェット紹介が中心です。

ニキ・ド・サンファル展 at 東京新美術館

2015年09月20日 | アート・文化
昨日行った展示会。
東京新美術館、珍しくガラ空きでした。
にしても、入場料1,600円は高いなァ。

色んな事はともかく、この展示会は当たり。
フランスの女性アーティストで、ニックネームが「ニキ」本名はカトリーヌ・マリー=アニエス・ファル・ド・サンファル(1930-2002)。
1961年に発表した「射撃絵画」で一躍有名になります。どういうモノかは割愛。
この当時の作品は、その他にも、おどろおどろしいコラージュ作品ばかりで、理解不能です。


その後、「ナナ」シリーズを発表、「ナナ」という架空の女性をモデルを基に色々と作品を作ります。何でも、友人が妊娠したことをきっかけに始まったとか。
それが、打って変わって、ポップなこと。


この造形、何かに似ているなァ。と思いながら鑑賞しました。
そうだ、草間彌生だ。草間のオブジェは、水玉模様ばかりですが、それをサイケな彩りにすれば、ニキのオブジェに似ていると。
それと、彩色・配色。このサイケな色使いとまだらのパターンは、ビートルズのアニメ映画「イエロー・サブマリン」にクリソツだと。


それじゃあ、人気も出るわナと。

舞台や映画の制作、精神世界好き、フェミニズム、私財を投じて作った彫刻庭園「タロット・ガーデン」、実業家であり、かつ彼女のスポンサーでもあった故Yoko増田静江氏と交流等、多方面に渡り色々を才能を発揮した彼女ですので、ダラダラと書くわけにも行かず、自分が気がついた部分のみ書きました。


撮影可能な作品は、2体。「ブッダ」と「鳥の椅子(だったかな?)」


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