パールライスのつれづれなるままに

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最近は、美術鑑賞・ガジェット紹介が中心です。

ルドゥーテの「バラ図譜」展 at そごう美術館

2017年05月16日 | アート・文化
「花のラファエロ」「バラのレンブラント」とも呼ばれる画家です。
マリー・アントワネットの博物蒐集室付画家として重用されます。
フランス革命後は、バラ栽培に情熱を傾けたナポレオン皇妃のジョゼフィーヌが建設したマルメゾン宮殿の植物画家となります。

彼の最高傑作「バラ図譜」は、銅版画です。銅板に線を描くのではなくて、点描です。印刷後は彩色の修正が入りますが。
優雅なだけでなく、学術書にも匹敵するほどの精密さ。このこだわり方がハンパないです。


「バラ図譜」のほかに、子牛など動物の皮を加工して作られた紙状のシートに描かれた絵、この人の自伝も展示しています。イラストが可愛いです。


また、チェンバロのミニコンサート、フラワーアレンジメントのワークショップがあったりと、盛りだくさんです。


山種美術館の「花*Flower*華」、埼玉県立近代美術館の「川原慶賀の植物図譜」、根津美術館の「燕子花図と夏秋渓流図」と花づくしですね。今年の春は。

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