みんな大好きルノワール。
この人の絵は特徴がありすぎですね。
どんな女性も「ルノアール顔」になってしまう。
タヌキ顔ってヤツ?フェルメールもそれに近い。いわゆる可愛い女性に変形?してしまう。
第2回印象派展に出展した作品。「ぶらんこ」と「陽光のなかの裸婦」
後者は、センセーショナルだったそうです。
まあ、それはそれで良いのですが、最大の不思議は「浴女」シリーズ(最後の画像)。晩年こんな絵ばかり描きます。モデルは、皆同じ顔・同じ体型。何でだろ?と思っていました。
これは、最後の作品「浴女たち」
マティスは「最高傑作」と称え、ルノワール自身も「ルーベンスだって、これには満足しただろう」と言ったそうです。
すみません、理解不能。
そして、理解しました。浴女に登場するモデル、奥さん(アリーヌ)なのですね。下の画像「田舎のダンス」で踊っている女性です。
20歳以上年が離れていてるにもかかわらず、56歳の若さでこの世を去りました。彼女へのオマージュなんですね、「浴女」シリーズ。
上記の絵に対して「都会のダンス」モデルはシュザンヌ・ヴァラドン。モーリス・ユトリロのお母さん。
著名な画家のモデルとして、その後画家として大成。色々な芸術家と浮き名を馳せた女性でもあります。
これは、「横たわる裸婦(ガブリエル)」
次男ジャンを身ごもったときに呼び寄せた遠縁の娘。その後20年間、晩年のよきモデルとして200点近くの作品に登場。
彼女も「浴女」シリーズもモデルですね。
裸婦は「芸術に不可欠な形式」だそうで、晩年よく描きます。
で、この辺りの絵が私の好みではありません。やはり、印象派の画家と言われていた作品が好みです。
「ピアノを弾く少女たち」印象派初、国家買い上げとなった絵です、確か。(笑)
で、その5年後同じテーマでまた描きます。今度は、違うモデルです。「ピアノを弾くイヴォンヌとクリスティーヌ・ルロル」
子供、特に自分の子供をよく描きます。
家族への愛情がよく分かります。
「ジュリー・マネあるいは猫を抱く子ども」この子の両親が相次いで世を去ったとき、とルノワールが後見人となっています。
最初の絵は「ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会」印象派の代表作。
「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」とは、モンマルトルに位置する、「ギャレットの風車」の名を持つダンスホールのこと。
日曜日の午後、ここに集って踊って飲んで食べて愉快にに過ごしたと。
この当時のモンマルトルは新興住宅地で、中級より下の庶民、労働者が住んでいました。
最前列の女性は、お針子。皆、この日のために精一杯のおめかしをして、レクリエーションを楽しんでいる風景がコレ。
「明日からまた辛い労働が始まる訳だけど、今は休日。遊びましょう。」と言う刹那的な楽しさが漂っています。
嗚呼、今のオレだ。(笑)
この人の絵は特徴がありすぎですね。
どんな女性も「ルノアール顔」になってしまう。
タヌキ顔ってヤツ?フェルメールもそれに近い。いわゆる可愛い女性に変形?してしまう。
第2回印象派展に出展した作品。「ぶらんこ」と「陽光のなかの裸婦」
後者は、センセーショナルだったそうです。
まあ、それはそれで良いのですが、最大の不思議は「浴女」シリーズ(最後の画像)。晩年こんな絵ばかり描きます。モデルは、皆同じ顔・同じ体型。何でだろ?と思っていました。
これは、最後の作品「浴女たち」
マティスは「最高傑作」と称え、ルノワール自身も「ルーベンスだって、これには満足しただろう」と言ったそうです。
すみません、理解不能。
そして、理解しました。浴女に登場するモデル、奥さん(アリーヌ)なのですね。下の画像「田舎のダンス」で踊っている女性です。
20歳以上年が離れていてるにもかかわらず、56歳の若さでこの世を去りました。彼女へのオマージュなんですね、「浴女」シリーズ。
上記の絵に対して「都会のダンス」モデルはシュザンヌ・ヴァラドン。モーリス・ユトリロのお母さん。
著名な画家のモデルとして、その後画家として大成。色々な芸術家と浮き名を馳せた女性でもあります。
これは、「横たわる裸婦(ガブリエル)」
次男ジャンを身ごもったときに呼び寄せた遠縁の娘。その後20年間、晩年のよきモデルとして200点近くの作品に登場。
彼女も「浴女」シリーズもモデルですね。
裸婦は「芸術に不可欠な形式」だそうで、晩年よく描きます。
で、この辺りの絵が私の好みではありません。やはり、印象派の画家と言われていた作品が好みです。
「ピアノを弾く少女たち」印象派初、国家買い上げとなった絵です、確か。(笑)
で、その5年後同じテーマでまた描きます。今度は、違うモデルです。「ピアノを弾くイヴォンヌとクリスティーヌ・ルロル」
子供、特に自分の子供をよく描きます。
家族への愛情がよく分かります。
「ジュリー・マネあるいは猫を抱く子ども」この子の両親が相次いで世を去ったとき、とルノワールが後見人となっています。
最初の絵は「ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会」印象派の代表作。
「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」とは、モンマルトルに位置する、「ギャレットの風車」の名を持つダンスホールのこと。
日曜日の午後、ここに集って踊って飲んで食べて愉快にに過ごしたと。
この当時のモンマルトルは新興住宅地で、中級より下の庶民、労働者が住んでいました。
最前列の女性は、お針子。皆、この日のために精一杯のおめかしをして、レクリエーションを楽しんでいる風景がコレ。
「明日からまた辛い労働が始まる訳だけど、今は休日。遊びましょう。」と言う刹那的な楽しさが漂っています。
嗚呼、今のオレだ。(笑)
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