パールライスのつれづれなるままに

日常のちょっと気になった事を気ままに書くブログ
最近は、美術鑑賞・ガジェット紹介が中心です。

美の祝宴Ⅲ at 出光美術館

2016年06月26日 | アート・文化
実は、これ、ⅠもⅡも既に観ております。
今までアップするほどのポスターカードが売っていなかった、と判断していました。で、報告もしなかった。
さすがに最終回ですから、しかも今回は、みんな大好き琳派登場ですから。

これは、出光美術館のコレクションの内、ベストな物を展示しています。
特に今回は国宝「伴大納言絵巻」の展示にリキを入れています。
「源氏物語絵巻」、「信貴山縁起絵巻」、「鳥獣人物戯画」と並んで四大絵巻物と言われているそうです。
 

今回は、「江戸絵画の華やぎ」と言う事で、華やぎと言えば、琳派。この美術館は、酒井抱一のコレクションが有名で、江戸とくれば、江戸琳派。展示の後半は、酒井抱一・鈴木其一を中に展示されています。
 
陶器のコレクションも有名なので、尾形乾山も展示しています。

その他諸々。例えば、喜多川歌麿の「更衣美人図」艶やかですな。


ここは、上記のコレクションの他、室町時代、桃山時代の屏風図もあって、歴史的稀少なものも収蔵しています。
これは、ポルトガル船がやって来たところ。もの珍しくて、寄ってたかって来たところらしいです。


出光興産創業者の出光佐三、石油で大儲け、パネェ、と感心しています。
さすがは、「海賊とよばれた男」ですな。

ここ1,2年、琳派がよく展示されています。
多分、なんだかんだ言って、景気が良いせいでしょう。でなければ、こんな派手目な絵、そう易々と受け入れないと思います。
伊藤若冲なんか、良い例じゃないかなァ。と思います。
イギリスがEUから離脱します。不景気が始まります。すると、もう、琳派の展示は遠のくのではないでしょうか?

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