手のひらサイズの極小デスクトップPC「LarkBox」
まずは仕様から。
OS:Windows10 Home/Linux
CPU:Intel Celeron J4115
GPU:UHD Graphics 600
RAM:6GB LPDDR4
ストレージ:128GB eMMC
サイズ:61x61x43(H)mm
重量:127g
Wi-Fi:802.11a/ac/b/g/n(2.4GHz/5GHz)
Bluetooth:5.1
インターフェース:USB-A 3.0×2、HDMI、Type-C(充電)、128GB Micro SD、3.5mmイヤホンジャック
増設(付属なし): M.2 2242サイズSATA SSD(最大2TB)
中華では激安PCメーカーとして有名なCHUWI(ツーウェイ)がクラウドファンディング(lngiegogo)で発売を開始したものです。
17,000円で購入。今は26,000円。
CPUはCeleron J4115。4コア4スレッド。
動画編集、ゲームをしなければ、サクサク動きます。
メモリは6GB。Windows10は4GBあれば動くので、これも及第点。
ストレージはeMMCながらも128GB。半年に1度行われるWindows10メジャーアップデートにも耐えられます。しかし、アップデートには相当時間がかかります。
内蔵グラフィックなので、ゲームは無理。
500円硬貨4枚分の大きさ。
という訳で、TVに直結してYouTube鑑賞用PCとして購入しました。
穴が空いているのは、ファンが内蔵してあるからです。
小さいから、インターフェイスは少ないです。
向かって右側にMicroSD、イヤホンジャック。
背面にUSB Type C(電源取り)、USB 3.1×2、HDMI。
底面を開けると、M.2のスロットがあります。ここにSATA SSD(最大2TB)が増設できます。
で、まあ結論を先に言うと「失敗した」
動作そのものに問題はありません。安定しています。
重いソフトを使わなければ処理速度にも問題はありません(当然オフィスソフトも)。
その代わり「うるさい」
問題はこの小さいサイズにあります。
すぐに熱が籠もる。左側面の表面温度が37度を超えます。
なので断続的にファンが回ります。そのファンの音がうるさい。
小さいファンだから、高速回転して「ブーン」とうるさい。
どのくらいうるさいのか?測ってみました。
最大で71dB、平均56dB。
70dBはこんな感じです。
・騒々しい事務所の中
・騒々しい街頭・セミの鳴き声(2m)
・やかんの沸騰音(1m)
50dBでこんな感じ。
・静かな事務所
・家庭用クーラー(室外機)
・換気扇(1m)
ちょっと回っては止まり、またすぐに回り出す。
この繰り返しが頻繁に起こり煩わしいです。
YouTubeを集中して見れません。
という訳で、筐体そのものを冷やしてやろうと、流行りの充電式小型扇風機を回しました。
そうしたら、扇風機の方がうるさかったと言う(笑)
我慢するか、使用を諦めて代わりにiPadの画面をTV に映すか、まあ暫く様子を見ることにします。