パールライスのつれづれなるままに

日常のちょっと気になった事を気ままに書くブログ
最近は、美術鑑賞・ガジェット紹介が中心です。

粘土道20周年記念 片桐仁創作大百科展 in Gallery Aamo

2021年12月18日 | アート・文化
お笑いコンビ「ラーメンズ」の一人、片桐仁。
1999年「ヤングマガジンアッパーズ」の連載スタートをきっかけに「ものに粘土を盛る」をコンセプトに粘土作品を作り続ける事20年、を記念する展示会です。
元々はアーティストになりたかったそうです。多摩美術大学版画科に在籍中、自己表現に悩み、舞台から直接反応が感じ取れるお笑いに魅かれたそうです。
キモカワイイのキモ部分だけですが、許容範囲です。アーティストですから。
大量にあって見応えがりました。

私は岡本太郎の言う「芸術は爆発だ!」と言う意味が何となく分かるような気がします。
私にとって印象派以前の絵画は、見続けていくと眠たくなります。ラファエロ・ワンパターンと言うか。
道徳・倫理感の許容範囲内で「既成概念をぶち壊す」とか「ポップで楽しい」アートの方が刺激を受けます。それは眠くならないのです(笑)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

聖徳太子 日出づる処の天子 in サントリー美術館

2021年12月15日 | アート・文化
聖徳太子(574~622)没後1,400年を記念し、大阪・四天王寺の協力のもと、その生涯とゆかりの名品によって紹介する展示会です。
昭和に入ってかららしいですね、政治家・聖徳太子のイメージは。それまでは仏教を広めた人物として信仰の対象だったそうです。それも各宗派を超えて。
1,000年以上前の記録を維持・保存することは世界でもまれな事だと思います。その間、ずっと日本だった訳ですから。
この蓄積が日本人のアイデンティティとなっている訳ですね。
私が美術館に通う理由の一つに歴史を学ぶ(情報を得る)があります。カルチャーショックを受けることもあります。自分は何て浅はか者なのだろうと(笑)
「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」ドイツの名宰相であるオットー・ビスマルクの言葉がしみじみと身に沁みます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

チャリティオークション「Find your travel」展 in ポーラ ミュージアム アネックス

2021年12月11日 | アート・文化
「旅」をテーマにアーティスト20名が各1点を出品。
同ミュージアムにて個展を開いき、評判の良かった作家なので、安心して鑑賞できました。
旅についての作家の想い、それを感じとりながら出来ない旅行に思いを馳せるというところですか。
新型コロナウィルス対策のためのチャリティオークションがネット上で行われています。
収益は全額、日本赤十字社への寄付となるそうです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

21世紀アートボーダレス展 篝火 KAGARIBI

2021年12月08日 | アート・文化
国立新美術館で開催している公募展です。
名前の通りボーダーレス。プロ・アマ問わず、色々な材料・手段を用いてジャンルが曖昧に曖昧になるほど作の品群が大量にあります。
今回は、ぬいぐるみ・人形と言った可愛いものを撮影してきました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ブダペスト国立工芸美術館名品展 inパナソニック汐留美術館

2021年12月04日 | アート・文化
9世紀末、ヨーロッパ美術界において、日本の美術品が如何に大きな影響を与えたのか?が分かる展示となっています。
いわゆるジャポニズムです。日本の工芸品がヨーロッパ各地の万博に出典され、驚いたのはフランスだけではなかったと。

ヨーロッパ中を席巻したデザイントレンド「アール・ヌーボー」草・花を幾何学模様に変換、色彩は写実的に。小動物も同様に描画。
これが始まるきっかけがジャポニズムであったと。
絵画だけではなく、工芸、建築、工作物、食器、日用品と多岐に渡り採用されました。
有名なところでは、ガラス細工のエミール・ガレ


絵画ではアルフォンス・ミュシャ。


それまでの西洋美術では、自然と言うのは背景でしかなかったのですが、日本の陶器・画はこれを主題に描いていると言うところに衝撃を受けたそうです。
釉薬の研究に熱心だったので、玉虫色の釉薬まで発見。デコってます。

しかし、明治の変態技法、並河靖之の「有線七宝」、宮川香三の「高浮彫」までは体得できなかった様ですね。


その代わりと言うか、器のフォルムはバラエティに富んでいます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする