江口寿史 個展「NO MANNER」 in カイカイキキギャラリー

千葉県立美術館では、「江口寿史イラストレーション展」をやっていたのですが、千葉まで行くのが億劫（寒いし）だったので、行きませんでいた。
しかし、広尾で開催しているのを知り、助かりました。
千葉県立美術館に比べれば、展示数は遥かに少ないですけどね（笑）

同ギャラリー主宰者は村上隆と言う事なので、何かプラスアルファがあるかな？と思いましたが、ど素人の私には感じることが出来ませんでした。

ここのギャラリー、畳敷きの部屋もあるので、寛げると言うか、珍しかったです。

面構(つらがまえ) 片岡球子展 in そごう美術館

1966年から2004年までの38年間で面構シリーズ44作品を制作しています。
浮世絵師が多いのは、江戸時代の贅沢禁止令に対する反抗心、19世紀フランス美術界へ影響を与えたことからのオマージュからです。

1930年当時、「ゲテモノ」と批難を受けたそうですが、小林古径が「今のあなたの絵はゲテモノに違いないが、ゲテモノと本物は紙一重の差だ… あなたの絵を絶対に変えてはいけない…」と励まされ、自信がついたそうです。それが近代日本画に多大なる影響を与えることになります。

保守的な日本画界でこの革命&持続は、相当な意思と反骨精神を持ち続ける忍耐力、上村松園と同様、女性だから成しえることなんだなぁ、と感じます。

USBマウスジグラー

このドングルをPCに接続すると、画面に表示しているマウスカーソルが勝手に動きます。マウスを手動で動かさずとも。
何でこんなものが必要なのか？それはリモートワークのせいです。

会社から支給されたPCは、セキュリティーがガチガチです。
5分間何もしないと、スリープモードに入ります。この設定は変えられないのです。
ちょっと目を離したすきにスリープ。そのたびにログインし直さなければなりません。
毎日何回も繰り返し。イライラします。

このドングルを接続すれば、マウスカーソールが常に動き回ることになるので、スリープモードに入りません。
他のマウスとも共存可能。

あー、こんな便利グッズがあったとは。世の中見捨てたもんじゃあ、ないなァ（棒

兵馬俑と古代中国 ～秦漢文明の遺産～ in 上野の森美術館

始皇帝の墓に眠る兵馬俑は何故等身大なのか？
結論（推論）は表示されていますが。
その他、秦・漢両王朝の中心地域・関中（現在の陝西省）からの出土品約200種類の展示です。
2,000年以上前の文物が未だに形を維持しているのは、ハイテクだったと言う事でしょうか？
デカい物が多いので、見がいがありました。
兵馬俑を見ると「漢人ってこんな顔なんだなぁ。じゃあ、今の中〇人は？」と疑ってしまうのは、大ぴっらに言ってはいけない事？（笑）

マリー・クワント展 in Bunkamura ザ・ミュージアム

ミニスカートを広めたファッションデザイナー。
それだけではなくて。1960年代のスウィンギング・ロンドンの立役者の一人。
裕福層のためのファッションを大衆化へと成功。ファッション以外にも新しいライフスタイルの提唱やメディアミックス等の独自の経営手法を通し、女性の意識革命を行ったと言っても過言ではない人。
大英帝国勲章二度の受賞。92歳となり未だ現役。
急成長した60年代を中心に展示しています。

ファッションに疎いオヤジからすれば、ユニクロの元祖、ジェンダーレスの元祖とも言えるのでしょうか。
「デイジー人形」と言う、着せ替え人形も販売。リカちゃん人形そっくりで可愛かったです。子供の時からファッションに目覚めさせると言う、あざといマーケティングがナマっぽくて良いです（笑）

マリメッコがポピーがアイコンなら、クワントはデイジー。この辺もあざとい。

商売になると性差はない、リアリズムのみですね。

採用したモデルにパティ・ボイドがいたので驚きました。ビートルズのギタリスト、ジョージ・ハリスンの初妻であり、後にエリック・クラプトンの初妻でもあった人。

スウィンギング・ロンドンですからねぇ、採用したのでしょうねぇ。