共 結 来 縁 ~ あるヴァイオリン&ヴィオラ講師の戯言 ~

山川異域、風月同天、寄諸仏子、共結来縁…山川の域異れど、風月は同天にあり、諸仏の縁に寄りたる者、来たれる縁を共に結ばむ

酔うほどに…

2015年06月16日 19時45分58秒 | 日記
梅雨入りしたとは言え、関東地方はそれほど本格的な雨が降らずに今日に至っています。一部では早くも夏の水不足を懸念する声も聞かれますが、そういえば私も『一日中傘を必要とした日』がはたして何回あったか思い出せないくらいです。それでも、雨が少ない方が助かることも、実は結構少なくありません。

先ず楽器の管理が楽です。あまり雨が降り続くと防湿に気を使わなければなりませんが、今年程度だとそんなに神経質にならずに済むので助かります。

それに楽器を含めて荷物の多い私としては、傘の一本も持たなくていいだけ有り難いことです。特に火曜日は、いつも借りている部屋にピアノが無いので我が家から持って行かなければならず、背中にミニピアノを、肩にヴァイオリンと小物系を収納するショルダーバッグを担いで…という、傍目から見るととんでもない量の荷物を普段から持ち歩いております。なので、雨など降られた日にゃあ、どの手で傘をさせばいいのか…というカオスな状態に陥る身としては、今年の梅雨の状況は個人的に密かに助かっております。

今日も今日とて大荷物を担いで二宮町の生涯学習センターに到着したら、歩行者入口脇の花壇に見事な百合の花が咲いていました。ここの百合は毎年この時期になると紫陽花と共に咲きだすのですが、今年はいつも以上に花付きがいいようで、辺り一面に百合独特の甘い香りを、酔いそうなくらいに漂わせて咲き誇っていました。

明日は都内に出かける予定があるので、明日もできれば雨が降らないといいな…などと、個人的に念じたりしてしまったのでありました。
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もはや別物…?

2015年06月15日 18時50分55秒 | 音楽
両目でものが見られるようになってから何かと楽になりましたが、とりわけ楽譜の見やすさは比較になりません。それも、当たり前のことながら、細かな楽譜ほど顕著です。

最近楽譜の整理をしていて、偶然見つけだした楽譜がありました。それがテレマンの《メトーディッシェ・ゾナーテン》という曲です。このタイトルを英語で言うと《メソード・ソナタ》、つまり《練習曲ソナタ》となります。何の練習かというと、バロックならではの装飾音の付け方の練習です。

バロック音楽の、特にゆっくりとした曲では、楽譜に書いてある音譜の動きは結構大人しめなものが多く見受けられます。しかし、これを実際に演奏する際には、ただ書いてある通りにではなく、それを基にして演奏者がいろいろと装飾を付けて演奏するという習慣がありました。極端な言い方をすれば、作曲家が楽譜に書いたのは7割くらいのことで、後の3割は演奏者のセンスに任されているのです。

この装飾、勿論ただ付ければいいというものではありません。過度に付けまくると曲想がゴテゴテしてしまいますし、かと言ってそれを恐れて中途半端に付けると何だか物足りなさだけが目立つという、何とも難しい選択を迫られるのであります。

この曲は、テレマンがそんな演奏者に向けて「俺だったらこうするけどネ」という例を第一楽章に示してくれた、装飾法のサンプルとして大変貴重な作品です。これによって、その当時どんな風に装飾がなされていたか…ということを知ることが出来て、大変重宝する有り難い作品です。

しかし…楽譜を御覧頂くと分かるのですが、実はこのテレマンの装飾法がなかなかアグレッシブなものなのです。

画面に写っている三段で一まとめになっている楽譜の一番上がオリジナルのシンプルな楽譜で、その一段下に小さめに書かれている楽譜がテレマンの装飾サンプルです。この楽譜の、特に一番下の塊の一段目と二段目を御覧頂くと分かるかも知れませんが、もはや別物なんじゃないか?と思うくらいに二段目の音譜の量が多いのです。テレマンさん、実は結構こってりした味付けがお好みだったようです。

しかもこのイ長調のソナタに至っては、サンプルの出だしが休符、つまりお休みになってしまっているのです。もう、ここまで来ると自由過ぎて笑えます。でも実際に弾いてみると、やっぱり二段目の方が明らかに素敵なのです。これこそ天才テレマンの面目躍如といったところでしょうか。

勿論、一つ一つが曲としてもなかなか素敵な作品なので、いずれは演奏会で弾いてみたいと思います。そのために、もっと楽譜を読み込まなくちゃ…。
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久しぶりだぁ~っ!\(^▽^)/

2015年06月14日 19時55分30秒 | グルメ
買い物をしに厚木のAEONに行ってから、ちょっと気が向いたので道路を挟んで向かい側にあるアミューあつぎに立ち寄ってみました。

いろんな店が入っている中に《MI PLAZA》という、日本全国の名産品を集めた三越のアンテナショップのような店があります。たまに仙台銘菓『萩の月』が入荷するので(^0^)買いに行っていたのですが、ここしばらく御無沙汰していました。今日久しぶりに行ってみたら、何とそこに北海道・五勝手屋本舗の羊羹が置いてあったのです!嬉しくなって即買いしました。

以前にも写真を載せたことがありますが、この五勝手屋の羊羹は筒の中に羊羹が詰まっていて、底から好みの量を押し出して、上蓋付近に着いている糸で切って食べます。正に携帯型羊羹とでもいったものです。また、通常ならば小豆を使うところ、この羊羹は金時豆を使って作られているため、独特の香りとねっとりとした舌触りが何とも言えません。久しぶりに頂きましたが、やっぱり美味しい羊羹です。

今までは渋谷の東横名店街まで買いに行かなければいけませんでしたが、今回自分の生活圏内で買えることが分かったので、これからはマメにチェックしてみようと思います(*^-゜)v。
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横浜の名刹

2015年06月13日 23時17分49秒 | 旅行
今日は、明日で展示が終わってしまう展覧会を観に、横浜の金沢文庫に出かけました。都内から来ると結構遠いイメージがあるかも知れませんが、横浜駅から京急線の快速特急に乗ると2駅目には着いてしまう、意外と手軽なところです。

金沢文庫駅から歩いて15分ほどのところにある、駅名にもなっている金沢文庫を有する称名寺に来ました。ここは関東地方では数少ない真言律宗の別格本山で、鎌倉時代に幕府重臣の一人だった金澤北条氏の祖・北条実時が営んだ阿弥陀堂が発祥と言われています。

赤く塗られた南門、通称赤門をくぐって参道を進むと、唐破風のついた立派な仁王門が現れます。そのあまりの立派さに、ここが横浜市内であることを一瞬忘れそうになります。

金沢文庫を訪れた人も、お寺を訪れた人も、みんな先ずはここで記念撮影をしていました。
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貴重な浄土式庭園遺構

2015年06月13日 23時16分43秒 | 旅行
仁王門の脇にある入口から寺域内に進むと、広々とした池と、そこに架かる特徴的な反橋が目に飛び込んできます。

この庭園は、特に平安時代以降に数多く造営された浄土式庭園の様相を窺い知ることができる貴重な遺構で、関東以北にはここと奥州平泉の毛越寺にあるのが有名です。この地にこれほど洗練された庭園遺構が遺されているのには、一つに勧請主であった北条実時の孫の北条貞顕(さだあき)が、11年もの長きに渡って六波羅探題(京都の守護職)に就いていたことと密接な関係があると言われています。

最盛期には三重塔や講堂、僧坊に修験道の熊野宮まで、文字通り七堂伽藍が建ち並ぶ大寺院でした。しかし、鎌倉幕府が滅亡し、それと共に金澤北条氏も滅んでしまうと以後急激に寺運が衰退し、再興は江戸時代を待たなければいけませんでした。

この庭園は、遺されていた伽藍の絵図と発掘調査とを基に整備が開始され、1987年に復元されたものです。浄土曼陀羅に基づいて金堂前の池の中の島に架けられた反橋と平橋の影が水面に映る様は、実に趣深い光景です。
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秘仏公開

2015年06月13日 23時15分13秒 | 旅行
称名寺の敷地の西側に小高い崖線が延びていて、その一部に隧道が開けられています。その隧道を進んだ先に《神奈川県立金沢文庫》があります。ここは北条実時が集めた内外の書籍を保管していた文庫ですが、ここで明日まで《日向薬師》展が開催されています。

《日向薬師》とは伊勢原市にあるお寺で、正式には日向山霊山寺宝城坊(ひなたさんりょうぜんじほうじょうぼう)といいます。寺伝では716年に、東大寺建立に多大な影響力を発揮した行基菩薩が開基と言われていますが、詳しいことは資料が焼失してしまったりして明らかではありません。ただ、発掘調査では平安時代頃の遺物は多数発見されているようです。

現在、本堂の解体修理が執り行われていて、来年秋に落慶予定です。今回の展示は解体修理中の本堂の様子を紹介すると共に、普段お寺では拝することの出来ないくらい間近に秘仏本尊や十二神将を観賞出来るという、又とないチャンスのものです。

古くから霊験新たかな名刹として知られていたようで、952年には時の村上天皇から梵鐘を下賜されていました。また、百人一首にも歌が収められている女流歌人の相模が1020年に夫と共に相模國に下向の折に眼病に罹り、この薬師如来に平癒を祈願したところ完治したため

『さして来し日向の山を頼む身は 目も明らかに見えざらめやは』

と詠んだことが、文献上で最も古い登場のようです。

また源頼朝と北条政子との崇敬は非常に篤く、政子の安産祈願や子供の病平癒、果ては頼朝自身の歯痛封じまで、自身で何度も足を運んだり、使者を遣わしたりしていることが、鎌倉時代の史書《吾妻鏡》に記載されています。

現在、このお寺の秘仏本尊として安置されているのが、鑿(のみ)の削り跡を意図的に残した鉈彫り(なたぼり)という技法で作られた名品として知られている薬師如来及び両脇侍像です。桂の木の一木造りで、重要文化財に指定されています。造像は恐らく梵鐘と同じ頃とされています。

かつては、関東から東北にかけて作品の多い鉈彫りの仏像は未完成の未熟なものとして不当に低い扱いを受けていた時代がありました。しかし現在では、この一見荒々しい鑿跡が残る状態で完成形であるという考え方が一般化しました。

ただ、この宝城坊の薬師如来像にしても、何故このような粗削りな仕上げをするようになったのか…一説には法華経に説かれる『従地湧出(じゅうちゆしゅつ=仏が地から湧いて出現する)』の様を表したものであるとか、或いは日本に古来から連綿と伝わる霊木信仰に基づいて、霊験新たかな古木から仏像を彫り上げるのに際して、霊木の質感を残しつつ造像したものであるといった諸説があるのですが、真相は未だ謎のままなのだそうです。

普段は年に数回、しかも御厨子の中に入った薄暗い状態での拝観となるのですが、今回は明るい照明の下、鑿跡がくっきりと残る細部に至るまでじっくりと観賞することができました。来年の秋の落慶法要には、久しぶりに御山に行ってみようか…とも思いました。
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今日の《cafe32゜F》 裏メニューVer.

2015年06月12日 22時15分33秒 | グルメ
教室に向かうべく中央林間駅から田園都市線に乗ってあざみ野を目指していたら、南町田駅のホームに電車が停まったまま、いつまで経っても発車しません。乗客が『何だろう?』とざわつき始めたところで、

「只今、この先のすずかけ台駅で、電車を緊急に止めるボタンが押されましたため、田園都市線は全線で運転を見合わせております…。」

というアナウンスが流されました。車内に一気に『えぇ~…』という空気が蔓延しましたが、乗って途中駅まで来てしまった今となってはどうにもなりません。そして、その後しばらくしてからのアナウンスは

「只今、この先のすずかけ台駅構内におきまして、線路内にお客様が立ち入られたとのことで、安全確認のため全線で運転を見合わせております。お急ぎのところ御迷惑をおかけ致しますが…。」

に変わっていました。

それから…待てど暮らせど電車は動かず、やっと走り出したと思ったら途中の長津田駅で車両交換の名目で乗客全員が降ろされ、更に遅れてきた後続列車にギュウギュウ詰めに乗り合わせて、やっとのことであざみ野に着いた時には、最初の生徒のレッスン終了時間になってしまっていました。

幸い、次のコマが空いていたのと、生徒の都合が良かったのとで、平謝りに謝ってレッスンをしました。ところがそうしたら、通常であればランチが出来るところがすっかり潰れてしまって、結局今日のランチはおあずけになってしまったのであります…。

とりあえず、事前に買ってあったコンビニフードを全力で口に突っ込んでお茶で流し込んでから午後のクラスを何とか乗り切り、夕方の空き時間になってやっとお店に伺うことができた…という体たらくでありました。

何だかとっても甘いものを欲していたので、今日はメニューに載っていない、言わば裏メニューをオーダーしました。アイス・カフェモカ・フロートです。これは昨年夏に期間限定品として登場したことがあるのですが、御主人曰く「オーダーしてもらえれば出来ますよ」ということでしたので、ちょっと無理言ってお願いしました。

ほんのりとチョコレートの香りがするアイス・カフェラテにチョコレートアイスクリームをトッピングし、更に上からココアパウダーを振りかけた絶品ドリンクです。いろいろとあり過ぎてすっかり疲れてしまった頭と身体に濃厚なチョコレートの甘さが染み渡っていく様は、何とも言えずよいものです。

ここ最近、ものもらいには罹るわ、職場でいらんことでイライラさせられるわ、揚げ句の果てには鉄道事故に巻き込まれるわと、散々なことばかりが続いているように感じられてなりません。せめて来週からはいいことが沢山あるとよいな…と念じて止まないのでありました。
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ハイブリッド…?

2015年06月11日 18時23分32秒 | 日記
ようやくものもらいの腫れが引いて膿も出切ったので、今日目出度く独眼竜生活を脱することが出来ました。やはり両目でものが見られるということは当たり前ながら素晴らしいことだと、改めて実感しております。お騒がせしまして申し訳ございませんでした。

ところで、梅雨に突入したから…だけではないでしょうが、路地や庭先のあちこちで、色とりどりの紫陽花を見かけるようになりました。やはりこの時期に見る紫陽花の青や紫といった色はいいものです。

我が家の近所にヤマアジサイが自生しているところがあるのですが、そこにこんな紫陽花が咲いていました。パッと見るとヤマアジサイなのですが、通常一重咲きになる額花の部分が、いわゆる金平糖咲きといわれる八重咲きタイプになっているのです。こんなヤマアジサイは、今まで見たことがありません。

もしかしたら、普通に咲いていたヤマアジサイに、路地植えにされたニュータイプハイドランジアの花粉が授粉して出来てしまったハイブリッドヤマアジサイなのかも知れませんが、真相は謎のままです…。

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個人的・夏の必需品

2015年06月10日 19時15分30秒 | 日記
昨日から始まった独眼竜生活も、なかなか楽ではありません。

先ず、物の距離感が掴めないのが困ります。取ろうと思ったものに手が届いていない、若しくは手を出し過ぎて倒してしまう、といった失態を、今日だけで何回やらかしたことか…。モンスターズ・インクでもあるまいに、やはり人間というものは2つの眼を絶妙に使って物の距離感を把握しているものなのだということを、厭と言う程思い知らされております。

そして何より暑い!今日はまた、梅雨の中休みとでも言うべき晴れ間が覗いたこともあって、眼帯の中はムシムシ、ムレムレ、ムンムンでございます。それでもまあ『ものもらい』罹患者としましては、ヘタに菌を振り撒いて世間様に御迷惑をおかけするわけにもいきませんので何とか我慢して貼り付けておりますが、普段あまりいろんなものにかぶれない私でも、もしかしたら今回は目の周りがかぶれてしまうかも知れません…。

そんな中…というか、そんなことが無くても、個人的に夏になると必要になるものがお扇子です。とにかく個人的クールダウンを図るべく、屋内外を問わずのべつパタパタさせております(ι´О`ゞ)。

コレクションと言うほどのことでもありませんが、我が家には大小様々な扇子があります。ただ、個人的に使用頻度が高いので、毎年一張り新調しています。

今年新調したのが上の写真にある、その名も《風がよく来る扇子》です。何故に風がよく来るのかというと、一般的な扇子に比べて扇面が1.2倍ほど大きめなことと、通常のものより骨が若干薄めなのでしなりがいいというところからであろうと思われます。

実際に扇いでみると、なるほど今までの布製扇子に比べると結構風を感じます。なかなかいいものを見つけました。
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ニュータイプ

2015年06月09日 22時05分49秒 | 日記
今朝、何だか顔の左半分が日照ったように暑く感じて目が覚めました。何だろうな…(´Q`)。oOと思いながら洗面台に向かったら、鏡の中に赤く瞼の垂れた、世にも恐ろしく醜い顔が写り込んでいたのです!

「ギャ~ッ!お、於岩様がぁ~っっ!!Σ(゜ロ uノ)ノ」

と、腰を抜かさんばかりに驚いて、思わず後ずさりしてコケてしまったのです…が、よくよく見たら、左目の瞼が真っ赤になって垂れ下がった己の汚いツラが映っているだけでした…(-. u;)。

とりあえず何とかしなくては!とタウンページを開いて眼科を探してみたものの何故か近所に眼科が一軒も無かったので、仕方なくそれでも一番近い病院にバスに乗って行って診てもらうことにしました。順番がまわってきて診察室に入ったら、席に着くより早く

「ああ『ものもらい』ですな。」

という診断が下されました。そして続けざまに

「どうします?切りますか?」

と聞かれたので、丁重にお断りしました。医者は切りたそうでしたが、とりあえず目薬と眼帯を処方されて、あっという間に診察が終わりました。

抗菌性の高い目薬と一緒に眼帯が出てきたのですが、それがこの《貼る眼帯》でした。従来の紐のついたものではなく、直接目の上に貼り付ける眼帯です。眼鏡ユーザーとしては、あの邪魔っ気な紐が無いというのは、こんなに有り難いことはありません。しばらく『ものもらい』なんぞに罹患していなかった間に、随分と眼帯も進化したものだな…と、妙に感心してしまいました。

さて、明日からしばらくは独眼竜生活を送ることになります。いろいろと不便そうで不安です…。
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七分咲き

2015年06月08日 22時46分39秒 | 日記
小田原の教室に荷物を預けて、小田原城址公園で開催されている《あじさい花菖蒲まつり》を観賞しに行きました。

小田原城本丸周辺には、かつては石垣が積み上げられていました。しかし、関東大震災で殆どが崩落してしまい、その後積み直されることなく放置され、のり面が露出した状態になってしまいました。そこに現在、色とりどりの紫陽花が植えられていて、この時期に訪れる人達の目を楽しませてくれています。

今日の時点では、紫陽花はまだ七分咲きといったところでした。満開になるのは、恐らく来週くらいでしょう。それでも斜面には御覧のように青やピンクや紫や白といった様々な色の紫陽花が咲き揃い、訪れた人達は盛んにシャッターを切っていました。

今晩から雨が降り出すという予報が出されていました。雨に濡れた紫陽花というのも、また興があるものです。
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こちらは満開

2015年06月08日 22時45分40秒 | 日記
こちらは東堀に植えられた花菖蒲です。

画面奥、本丸に繋がる常盤木橋を挟んだ両側に、この期に合わせてボランティアの方々が端正込めて育て上げられた色とりどりの花菖蒲が、今を盛りと咲き誇っていました。

来週になったら、恐らく満開になるであろう紫陽花といい感じのバランスになるのではないかと思います。興味のある方は、是非小田原へお出かけになってみて下さい。
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またしても

2015年06月07日 23時06分35秒 | 日記
今日自販機に千円札を入れてお茶を買ったら、こんな五百円硬貨がお釣りで出てきました。以前にも一度出てきた地方自治法施行60周年記念硬貨です。

この記念硬貨には各都道府県別の絵柄がデザインされています。前回は世界遺産・白川郷の合掌造り民家が建ち並ぶ岐阜県のものでしたが、今回は金刀比羅宮から遥か讃岐富士を臨む香川県のものです。

こうした硬貨にどのくらいの確率で巡り逢えるのか分かりませんが、何ならあともう45都道府県のデザイン500円にもお目にかかりたいものです。
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ニャンとも分かりやすい般若心経

2015年06月06日 20時35分48秒 | 日記
今日、TSUTAYAでこんな本を見つけて、思わず買ってしまいました。その名も《ラク~に生きるヒントが見つかる般ニャ心経》というものです。ちょっとくだけた感じの本に見えますが、奈良の法相宗大本山薬師寺の加藤朝胤執事長監修による本格的な内容のものです。

《般若心経》とは、《大般若経》という長大な仏典のエッセンスを凝縮したサンスクリット語の経典を更にたった漢字262文字に訳したという、数ある経典の中でも異例のコンパクトさを誇るお経です。鳩摩羅什(くまらじゅう)を始めとして幾つかの漢語訳が伝わっていますが、今日最も流布しているのが玄奘三蔵(げんじょうさんぞう)訳のもので、日本では浄土真宗と日蓮宗以外の全ての仏教宗派で読誦されています。

《般若心経》で説かれているのは、この世の中にある全てのものは絶対的なものなど無く、全てが変化するものであるという『空(くう)の思想』です。かつての薬師寺の御管主・高田好胤氏によれば、『空の思想』とは

『かたよらないこころ、とらわれないこころ、こだわらないこころ』

であると解されました。と同時に、これですら『そう解釈しなければならないというものではない』とも言われています。この本では、そういった考え方を分かりやすく解説するため、「観自在」「菩薩」「行深」「般若」「波羅蜜多時」「照見」「五薀皆空」「度一切苦厄」…と、他の解説書と比べてかなり細かい部分に分けて、コラム的に解説してくれています。

そして、その細分化した漢語訳の内容それぞれに、リンクしたネコの写真が添えられているのですが、この写真がまた秀逸なのです。何の緊張感も無くお腹丸だしでドデ~ンと寝転がっている猫、日だまりで目を閉じる猫、シャボン玉や玩具に夢中になって飛びつく猫、全力疾走する猫、犬に対決姿勢を見せる猫…どれを取っても解説内容とピッタリで、思わず解説より写真に見入ってしまいます(オイオイ…)。

冗談はさておき、なかなか面白い内容の本なので、これから折々で読み進めていってみようと思います。
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個人的萌えページ

2015年06月06日 20時33分19秒 | 日記
様々なネコ写がある中で、個人的に萌えたのがこの子です。

《般若心経》の後半「故説般若波羅蜜多呪」の解説に添付された写真ですが、一目見ただけでもう…εεε~(*ω*=)。

こんな可愛いネコ写を堪能しながら《般若心経》の勉強も出来てしまうというこの本は、TSUTAYAで取り扱っています。興味のある方は、一度手にとって御覧になってみては如何でしょうか。
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