先輩から 108年も前の貴重な資料を頂戴した。
明治39年4月発行の雑誌 山岳 第一年 第一号 に寄稿されている 武田久吉の紀行文
「尾瀬紀行」全文20ページのコピイだ。
明治の文語体での記述なので 浅学のjokichiには読みにくいのでまだ全文をよんではいない。
でも その中で面白い記述を 見つけた。
それは「水晶蘭」と書いて「ギンリヨウサウ」とルビをつけている箇所だ。
紀行の季節は初夏 場所は日光白根山でのことだから ギンリョウソウ のことに違いない。
そんなことを考えながら 遊歩道を歩いていたら 足元に アキノギンリョウソウ が咲いていた。
水晶蘭 ギンリョウソウ より幾分透明感に欠けるようだ。