毎年よ 彼岸の入りに 寒いのは
彼岸は明けたんだが 今朝は寒かった。昨夜半 雨音が消えたと思っていたが 今朝は障子が明るかった。
障子を開けると屋根や草の上に1cm程の積雪が見えた。
開花した シュンラン の鉢にも雪は積もっていた。
たっぷりと水分を含んだ重い雪だが 量が少ないから花茎が折れる程ではなくてよかった。
此の雪も朝日が差すとすぐに融けて何事もなかったようになった。
東京では ソメイヨシノ が満開というが jokichi の池畔では オクチョウジザクラ が咲き始めた。
探さないとわからない程の小さな花でも魚沼の里山では春の訪れの象徴だ。
池畔の樹で最初の開花は マルバマンサク で次が 此の樹だ。
草本で一番は フクジュソウ 二番には オオミスミソウ が咲く。
10月13日 稲刈りを終えて一ヶ月くらいか ひつじ穂が青々と伸び 畦の ミゾソバ は花盛り。
吸蜜しているのは モンキチョウ ♀ 。
♂ がやってきて求愛するが ♀ は食事優先。
吸蜜の花を換えても しつこい ♂。
10月11日 越後駒ヶ岳 駒の小屋の最後の小屋番を終えての帰路 雲はどんどん厚くなり雨が来そうな空。
自然に早くなる足だが 百草の池まで来て足が止まった。
終わりかけた ジョウシュウオニアザミ に新鮮な シジミチョウ が翅を休めていたから。
関東以南で越冬する ウラナミシジミ は繁殖を繰り返して秋には東北地方にまで達するという。
だから秋の蝶 だから新鮮なんだ・・・・納得。
10月23日 ノコンギク で吸蜜する個体とは 権現堂山での出会い。
クロバナヒキオコシ で翅表を見せてくれたのも権現堂山の ウラナミシジミ。
翌日 笠倉山では ナンブアザミ にペアがいたが雌雄の判断は jokichi にはできない。
堅かった オオカメノキ の芽が動き始めた。
花芽を挟んでほぼ平行になっていた葉芽に角度がついたと思っていたらすぐに花芽が膨らんできた。
花芽を包んでいた細かい毛もその役目を終えたようだ。