一休さん という品種名の椿を園芸カタログで見つけて購入したのは七・八年前だった。
斑入り葉のこの樹の成長は遅かった。苗も小さかったがようやくそれなりの花を咲かせるようになった。
花色のせいか柔らかそうな感じの花だ。
それにしても 一休さん というネーミングの意図がよくわからない。
曇り空のせいなんだろうか 隣家の カタクリ が咲き始めたが目覚めが遅い。
開花初日だから まだ花茎が短い。
庭で咲くから ツルマンネングサ や オオイヌノフグリ などの侵入者と一緒に咲いている。
自生地では こんなことはないのだが。
斑入り葉 ユキツバキ の開花が始まった。
蕾をつけすぎたか 小さめの花が咲いた。
葉の斑が特徴なのだが安定していない。
概して肥料が多いと斑入り葉になりにくいようだ。
肥料は少ないと花芽ができにくい・・・なかなか難しい。
南に向いた斜面の カタクリ は強烈な陽射しに花びらを反転させて耐えているよう。
杉木立の中には直射光が届かない。
日暮れが迫ってきた。反り返った花びらは徐々に閉じて眠りの準備。
9月17日 コシオガマ の花が見たく訪ねた山は オトコエシ が花盛り。
そこで吸蜜しているのは ミドリヒョウモン ♀。
夏眠から目覚めて日数が経過したらしく少しくたびれている様子。
それを見つけて オトコ の ミドリヒョウモン がやってきた。
花を譲ったのか 駆引きなのか 少し逃げたような ♀。
ミドリヒョウモン♂ は ♀を見つけたが jokichi は コシオガマ に会えなかった。