東十条探偵団2

明日は何を撮りに行こうかな?

今年は控えめヒオウギの花

2017-08-06 | 季節の花
  ヒオウギが咲いているけど今年は花が少ない、
  いつ行っても1輪かせいぜい2,3輪。
  一日花で咲いてすぐに終わっちゃう
  いつも新しい花が見られるけどもうちょっと数もみたいね。


  

     ツボミも、終わった花も見られます。何日かかけて撮ったもの
     7月12日から8月02日かけて撮ったものです。
     花の根元の種子の袋もまだ小さいですね。




  

     シベが面白い、雄しべは立っているけど雌しべはダラ~んと寝ている。
     サフランの花がこんな感じのシベかな。




  

     この花は雌しべが立ってます、種子も大きくなりました、
     ツボミもあるしまだ咲きますね。




          

          この葉の形が「檜扇」に似ているということでヒオウギと。




  

     ヒオウギ(檜扇) アヤメ科アヤメ属

     最近になってDNAの研究からアヤメ属と、それまではヒオウギ属とされていた。
     ツボミは無くなって種子がこんなに大きくなりました。

     京都では祇園祭には欠かせない花で、時期が来ると軒先などにヒオウギが飾られるそうです。

     種子が黒いことから英名ではブラックベリー・リリーと。


     実が熟れると真っ黒になります、いわゆる「ぬばたま」と。
     万葉のころにはたくさんの歌に詠まれました。

     「居明かして 君をば待たむ ぬばたまの 我が黒髪に 霜は降るとも」   磐姫皇后
     ここにいて夜を明かしあなたを待ちましょう この黒髪に霜が降ろうとも待ちましょう


                                                  向島百花園
          

コメント (2)
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