私が百花園に行き始めたのは20年近く前。
そのころの秋明菊は実に見事で
以来すっかり好きになって楽しみにしていたが
その後は減るばかり今年は、どうする秋明菊。
この前行ったらかつてたくさんあったところに
わずかに一本こんな姿が見られた。
あんなにたくさんあったのにどうしたんだろう。
春から咲き続けたキキョウが疲れ果てた姿に、
でも隣にはつぼみもあってまだやる気は満々みたい。
スイフヨウが青空に吸い込まれるように咲いている、
大きな木で花が高すぎる、低いところで見たいね。
最後になってしまったセンニンソウ、
このごろはさっと咲いてさっと無くなってしまう。
センニンソウ(仙人草)の花後。
花後にできる果実は雌しべの花柱が長くのび、
やがて白い綿毛が目立つようになります。
この綿毛を仙人のひげや白髪に見立てたのが名前の由来です。
シロヤマブキの実。
シロヤマブキは、萼片も、花弁も、実も、すべて4。
これに対しヤマブキは5が基本です。
4つあるはずの実が1個欠けてしまったようですね。
マユミの実。
このあと弾けて中から真っ赤なタネが出てきます、
秋の陽に輝く真っ赤な実やタネはとてもきれい。
サンシュユの実が赤くなってきました。
3月に黄色い小さい花が咲いていましたが、
ようやく実がつき赤くなってきました。
あのナタマメがこんなに大きくなりました、
近くに比較できるものがあれば大きさが分かるけど。
ほぼ終わってしまった萩の花、
ヤマトシジミが受粉に協力しています。
今まで見てきた実はみんなこうして出来たんですね、
こうした生き物がいなければ秋の収穫は出来ない
私たちの生活を支えていてくれる生き物に感謝です。
data:EOS70D/EF70-200 1:2.8 L。 撮影 10月 18日 向島百花園