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マンションの吹き矢の会に、作家「車谷長吉」の大ファンの方がいます。
今日は、その吹き矢の会です。
なぜ、車谷の話になったかというと、
「車谷は、タバコをやめろと言われるのなら、死んだ方がマシだと、最後まで、タバコを吸い続けた。私も同じ」
私が、カーブスに行くたび、外の喫煙場所でお見かけし、「タバコ3兄弟」と、からかっていた中の、お一人です。
「車谷は、肺がんだったけど、タバコをやめられなかった。ただ、死因は、肺がんも悪かったが、肺がんじゃなくて、奥さんが講演で留守だった時、寝酒を飲みながら、スルメを食べていて、それが喉につかえて死んだ」
そして奥さんの高橋順子さんも、エッセイストで俳人で、車谷が、惚れ込んで惚れ込んで、やっと結婚できた人。
彼女は今も生きているけど。と。
だから、
「車谷って60歳くらいで、死んじゃったんでしょ。肺がんが直接の死因じゃなくても、肺をかなり患っていて」と話したら、
「59歳だよ」
ああ、なるほど。
彼は新聞社にいた人で、やはり日頃、文筆活動をされていらした方です。
それにしても、これだけ惚れ込んだ作家を、かつて、取材でもしたことがあるのでしょう。
そういう意味では、我々、児童文学の世界は、まだまだ狭いです。
写真は、文春文庫と、新潮文庫で、出ている本です。
でも、新書館が、お二人の本(かつての)を、2024年に出版しているのを見て、びっくり。
新書館は、昔、評論家の三浦雅士が、社長のお婿さんをしていた会社です。
離婚したので、もう、新書館とは直接、関係はありませんが・・・。
実は、私が、すごく大切にしていてボロボロになっている三浦雅士の評論も、新書館です。
今の新書館は、フィギュアスケート、ラノベ、漫画、バレエなど、エンタメが多いですが、車谷夫妻の本が出ているのを見ると、ちょっと嬉しくなります。