折にふれて

季節の話題、写真など…。
音楽とともに、折にふれてあれこれ。

風の風景 By空倶楽部

2020-02-19 | 風の風景 光の風景

「9」のつく日は空倶楽部の日。

     ※詳しくは、発起人 かず某さん chacha○さん まで


 

ちょうど一週間前、「向春の記」と題して

やがて北へと旅立つ水鳥が羽を休める様子と

どこかほっとする海辺のカフェのことを書いた。

タイトル通り春への期待を込めたのだが、実のところは...。

 

2月11日午後3時、加賀市片野海岸。

Sony α99  F2.8G/70-200㎜  + Tele Converter*2  (280mm f6.3,1/6400sec , ISO400)

 

北東の強い風が波を煽り、さらに時折り横殴りの小雪も舞っている。

それはまぎれもなく真冬そのものの光景。

 

この時期の天気図を頭に描いてみる。

西高東低の気圧配置が強まるにしたがって

日本海を縦に伸びる等圧線の間隔が狭まる。

そこへ北から寒気が降りてくると

等圧線に沿って冷たい風が北陸に吹きつける。

また、その風は日本海で大量の湿気を蓄え

雪雲を運び、北陸各地に大雪を降らせることとなる。

 

さて、あらためて望遠レンズの先に見えた光景。

風が激しく波を巻き上げていた。

「なるほど、こうして雪雲が生まれるのか。」

自然の営みに思いを馳せつつ、

寒さを忘れ、しばし風の風景に見入った次第だ。

 


空倶楽部10周年おめでとうございます。

そして、あらためて発起人のかず某さん、chacha〇さんに

感謝申し上げるものです。ありがとうございました。

そして、これからもよろしくお願いいたします。

 

さて、毎年2月19日は空倶楽部周年企画として

昨年一年の自身の空倶楽部から自薦した写真を掲載する約束。

今回は6月9日のカーブミラーを題材としたこの写真を選びました。

6月のお題「カーブミラーと空」は、毎年、難題として悩むのですが、

偶然にも見つけた海辺のカーブミラーの存在感に強く惹かれたところへ、

折よく走ってきたバイクが入り込みました。

その瞬間、いろんな思いが交錯し

「これだ!」とばかりにシャッターを切ったことをはっきり覚えています。

この曲と決めて By空倶楽部 2019.06.09

 

 

 

 

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