はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

西安の旅 12

2016-09-11 20:58:50 | 中国の旅
兵馬俑には、実は2号抗、3号抗があったのです。
どちらも1号抗ほど広くはありませんが、ここにも貴重な兵馬俑が埋まっているようです。


2号抗に展示されていた兵馬俑です。


3号抗は、1・2号抗の軍隊を統帥する司令部ということらしいです。戦車に乗る司令官なんでしょうか。


博物館の窓枠も戦車のデザインでした。


別棟の展示館には、始皇帝陵の近くで発掘された銅車馬などが展示されていました。


始皇帝の愛車ですね。ロールスロイスと言ったところでしょうか?



ここで昼食です。兵馬俑の近くにある農家料理をいただくことにしました。
びっくりしたのが食器です。パックされた食器が用意されていました。料理は省略します。(いつもと同じような料理でした)



次に向かったのは、始皇帝陵です。兵馬俑とは目と鼻のさきです。


広いので、バスに乗って見学をします。それにしても、運ちゃんすごい格好ですね。


これが始皇帝陵です。ただの丘のように見えますね。高さは76メートルで、一辺が約500メートルの四角錐の形状をしているようです。未盗掘ということらしいのですが…。


未盗掘ならいったいどれだけの遺構が残されていることでしょう。地下宮殿をはじめ莫大な宝物が納められていることでしょう。兵馬俑も霞んでしまうような世紀の大発見になることは間違いないでしょう。

<つづく>

おいなりさんへ出かけました(伏見稲荷大社)

2016-09-11 13:29:11 | 寺社めぐり
伏見稲荷大社は、「外国人に人気の観光スポット日本国内三年連続第1位」に輝く観光地だそうです。
稲荷さんのシンボルと言えば、やはり千本鳥居です。なにしろ人気スポットなので、人が途切れることはありません。


ところで、この千本鳥居ですが、江戸時代に描かれた絵図には千本鳥居は描かれていないようです。鳥居を建てるようになったのは、ごく最近のことのようです。


稲荷神社のもう一つのシンボルは狐ですが、稲荷神社に狐が祀られているわけではありません。狐はあくまで神の使いなのです。


赤い鳥居に白い狐、なぜか不思議な世界を彷彿させてくれますね。そういうところが、パワースポットとして日本人だけでなく外国の人達にも人気があるところなんでしょか。


それでは稲荷の神様は、どんな神様なんでしょう。稲荷の神様は『古事記』や『日本書紀』には登場しません。京都は山城国と呼ばれていました。そこを拠点としていたのが、渡来人の秦氏です。その秦氏が祀っていたのが稲荷の神なのです。もともとは八幡神社同様、外来神ということです。


それはそうとして、稲荷神社は「おいなりさん」と呼ばれ、全国に約3万社もあるそうです。日本人にとって、もっとも親しみのある神様といえるでしょう。


赤い鳥居に導かれるように稲荷山を登っていきます。そして、一ノ峰が頂上です。標高233メートルですが、ちょっとしたハイキングです。


外国人に人気の観光スポットとあって外国人が多いです。


もちろん中国からの観光客も多かったです。着物を着ていますが…。


久々に訪れた伏見稲荷大社でしたが、縁日のような賑わいでした。天気にも恵まれ、「光と影」も楽しむことができました。


※訪問日 9月10日(土) カメラ:フジフィルムXーT10 レンズ:XF14mm XF35mm XF18-135mm