毎年9月下旬になると、紅葉の山が気になってじっとしていられません。一昨年・昨年と立山に登ったので、今年は唐松に行こうかと考えていました。あとは天気だけです。ところが、9月末の天気予報は曇や傘マークが並んでいました。かろうじて27日だけが、お日様マークです。ということで、27日に八方尾根をめざすことにしました。
26日の夜11時に八方第6駐車場に到着です。大町を過ぎたあたりから雨が降っていましたが、白馬に着いた頃には雨もあがっていました。今夜はここで車中泊です。
27日、5時に目が覚めて外を見ると、曇っているようなはっきりしない天気です。とりあえず、黒菱林道を走って黒菱駐車場をめざします。林道を少し上ってくると霧が晴れてきて、いきなり白馬三山が目に飛びこんできました。

いきなり目の前にあらわれるのは、心臓に悪いですよ、白馬鑓さん。

振り返れば、雲の切れ間からお日様が顔を出しました。下の方に町も見えます。

それにしても素晴らしい景色です。

6時過ぎに黒菱駐車場に到着です。車は20~30台停まっているでしょうか。これから出発しようとする人もいます。私はリフトで登ろうと思っていたのですが、リフトは8時からです。待っているのも時間がもったいないので、とりあえず黒菱平をめざして歩くことにしました。

リフトに沿って登っていきます。登りはじめて5分も経たないうちに汗が噴き出します。服装は夏山と同じ長袖のベースウエアー1枚だけです。9月末の秋山としては異常に暖かいですね。これでは、ちょっと紅葉が心配です。ススキはありますが…。

30分ほどで黒菱平に到着です。久しぶりの山歩きなので少し疲れました。(先が思いやられますが…)次の八方池山荘までも歩くべきかと考えましたが、ここはリフトを選択しました。
せっかくなので黒菱平を散策することにしましょう。黒菱平からの白馬三山です。このあたりは紅葉が進んでいますね。

黒菱平の標高は1680mです。ナナカマドですが、紅葉というよりは枯れていますね。

またまた白馬三山です。左から白馬鑓ヶ岳、杓子岳、白馬岳です。

実は、ここ黒菱平は想い出の場所なのです。高校2年生の時に春山合宿でテントを張ったところが黒菱平でした。もちろん雪の上ですよ。(テントは布製の三角テントです。朝起きるとシュラフがバリバリに凍っていました。)ここからスキーを担いで第1ケルンまで登り、そこから滑り降りました。と言っても、斜滑降とキックターンの繰り返しでした。青春の1ページですね。

ガスが出たり晴れたりの繰り返しです。ガスの中を上をめざして登って行く人もいます。

背の低い草木がよく紅葉しています。

八方尾根にはスキーでよく訪れました。冬は真っ白な白馬岳ですが、紅葉の頃もいいものです。間もなく雪が降り出すのでしょうね。

黒菱平を散策しているうちにリフトが動き出したようです。それでは、リフトに揺られて八方池山荘に向かいましょう。上ではどんな景色が待っているのでしょう。
<つづく>
26日の夜11時に八方第6駐車場に到着です。大町を過ぎたあたりから雨が降っていましたが、白馬に着いた頃には雨もあがっていました。今夜はここで車中泊です。
27日、5時に目が覚めて外を見ると、曇っているようなはっきりしない天気です。とりあえず、黒菱林道を走って黒菱駐車場をめざします。林道を少し上ってくると霧が晴れてきて、いきなり白馬三山が目に飛びこんできました。

いきなり目の前にあらわれるのは、心臓に悪いですよ、白馬鑓さん。

振り返れば、雲の切れ間からお日様が顔を出しました。下の方に町も見えます。

それにしても素晴らしい景色です。

6時過ぎに黒菱駐車場に到着です。車は20~30台停まっているでしょうか。これから出発しようとする人もいます。私はリフトで登ろうと思っていたのですが、リフトは8時からです。待っているのも時間がもったいないので、とりあえず黒菱平をめざして歩くことにしました。

リフトに沿って登っていきます。登りはじめて5分も経たないうちに汗が噴き出します。服装は夏山と同じ長袖のベースウエアー1枚だけです。9月末の秋山としては異常に暖かいですね。これでは、ちょっと紅葉が心配です。ススキはありますが…。

30分ほどで黒菱平に到着です。久しぶりの山歩きなので少し疲れました。(先が思いやられますが…)次の八方池山荘までも歩くべきかと考えましたが、ここはリフトを選択しました。
せっかくなので黒菱平を散策することにしましょう。黒菱平からの白馬三山です。このあたりは紅葉が進んでいますね。

黒菱平の標高は1680mです。ナナカマドですが、紅葉というよりは枯れていますね。

またまた白馬三山です。左から白馬鑓ヶ岳、杓子岳、白馬岳です。

実は、ここ黒菱平は想い出の場所なのです。高校2年生の時に春山合宿でテントを張ったところが黒菱平でした。もちろん雪の上ですよ。(テントは布製の三角テントです。朝起きるとシュラフがバリバリに凍っていました。)ここからスキーを担いで第1ケルンまで登り、そこから滑り降りました。と言っても、斜滑降とキックターンの繰り返しでした。青春の1ページですね。

ガスが出たり晴れたりの繰り返しです。ガスの中を上をめざして登って行く人もいます。

背の低い草木がよく紅葉しています。

八方尾根にはスキーでよく訪れました。冬は真っ白な白馬岳ですが、紅葉の頃もいいものです。間もなく雪が降り出すのでしょうね。

黒菱平を散策しているうちにリフトが動き出したようです。それでは、リフトに揺られて八方池山荘に向かいましょう。上ではどんな景色が待っているのでしょう。
<つづく>