はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

西安の旅 13

2016-09-12 19:30:30 | 中国の旅
兵馬俑から西安市内にもどり、少し旧市街を歩いてみます。
どこか見たことがある通りだなと思っていたら、初日の夜に訪れた回民街でした。あいかわらず賑やかな街です。






その一角に「高家大院」がありました。歴史人物あるいは有名人の旧居を高家大院と呼ぶそうです。ここは高岳先生の旧居だそうです。(その人のことは知りませんが)ここでは、明・清時代の芸術・文化を見ることができます。舞台では、中国の楽器で演奏と歌をやっていました。


影絵も見せてもらいました。「西遊記」の一場面でした。この切り絵は、紙ではなく皮なんですよ。その後、ちゃっかり切り絵の販売もしていました。


せっかくなのでお家も見せてもらいました。この旧家は4つの中庭を持つレンガと木で造られた四合院というものらしいです。86も部屋があるそうで、400年以上の歴史があるそうです。


歴史を感じると言うか、手の凝った調度品です。



4日目の夕食は、「火鍋」と思っていたのですが、行ったお店が2時間半待ちということで諦めました。中国では「火鍋」が流行っているそうです。ということで、「北京ダック」のお店にしました。


食事ではずっと薄いビールを飲んでいたので、中国のお酒が飲みたくなったのですが、白酒(パイチュー)の大きな瓶しかないので諦めました。日本では中国のお酒と言ったら「紹興酒」が有名ですが、これはいわゆる「紹興」という地方のお酒なんでしょうか、西安では見かけなかったです。ところで、この白酒ですがお酒好きの私もお手上げのお酒です。


今夜からヒルトン西安にホテルがかわりました。


お部屋には、博物館に飾ってあったような置物がありました。


<つづく>