『古事記』に書かれている天岩戸神話の伝説の地、天岩戸神社(あまのいわとじんじゃ)を訪れました。
高千穂で一番楽しみにしていた神社の一つです。
天岩戸神話とは、簡単に要約するとこんなお話です。
「高天原の天照大御神(アマテラスオオミカミ)は訪ねてきた弟の須佐之男命(スサノノミコト)の乱暴な振る舞いに天の岩戸にお隠れになり、世の中は闇に閉ざされてしまいました。
困った神々は相談をして、「天岩戸の前で大騒ぎをして天照大御神を外に誘い出そう」ということになりました。
天岩戸の前で天鈿女命(アメノウズメノミコ)が踊りましたが、その踊りが面白いので神々は、わっははと笑い出しました。
岩戸の中にいた天照大御神は何事が起きたのかと戸を少し開けたところを、手力男神命(タジカラオノミコト)が戸を押し開けて天照大御神を岩戸からお出ししました。
そして、世の中は再び明るくなりました。」
ちなみに、手力男命が投げ捨てた岩戸は長野県まで飛んでいき戸隠山になったそうです。
天岩戸神社の鳥居をくぐります。
こちらは西本宮です。この背後に御神体の「天岩戸」があります。「天岩戸」を遥拝するためには、神職の案内が必要です。(30分毎にあります。)
お祓いを受けてから、遥拝殿から「天岩戸」を遥拝しました。写真撮影はもちろん禁止です。対岸にある「天岩戸」をしっかりと目に焼き付けました。
次に向かったのは、天安河原(あまのやすかわら)です。
川に沿って10分ほど歩きます。
大きな洞窟が見えてきました。私はこれまで、ここが「天岩戸」だと思っていたのですが、現地に行って初めて間違いがわかりました。
神々が集まって相談をされたと伝えられるところです。
神々の息吹が聞こえてきそうな雰囲気がありました。
たくさんの石が積まれていました。石を積んで願い事をすると叶うそうです。
不思議なパワーを感じるところでした。
写真もたくさん撮ったのですが、半分くらいはうまく写っていませんでした。やはりパワースポットなのでしょうか。
この時間はたくさんの人がいましたが、独りなら行くのは遠慮しておきます。
天岩戸神社を訪れて「天岩戸」を遥拝し、天安河原も訪れ、しばし神話の世界に入り込んだ時間でした。
以前、戸隠神社にお詣りした時に天の岩戸が飛んできて戸隠山が誕生した話を聞いていて、信州の伝説かと思っていました。
今回、天岩戸神社の神職がその話をされたので、つながっていたのだと納得しました。
しかし、天の岩戸を信州まで投げ飛ばした話など、神話の話は広大で興味がつきません。
ちなみに、手力男命が岩戸を投げ飛ばした話は「古事記」には書かれていません。
※訪問日 2022.6.9
高千穂で一番楽しみにしていた神社の一つです。
天岩戸神話とは、簡単に要約するとこんなお話です。
「高天原の天照大御神(アマテラスオオミカミ)は訪ねてきた弟の須佐之男命(スサノノミコト)の乱暴な振る舞いに天の岩戸にお隠れになり、世の中は闇に閉ざされてしまいました。
困った神々は相談をして、「天岩戸の前で大騒ぎをして天照大御神を外に誘い出そう」ということになりました。
天岩戸の前で天鈿女命(アメノウズメノミコ)が踊りましたが、その踊りが面白いので神々は、わっははと笑い出しました。
岩戸の中にいた天照大御神は何事が起きたのかと戸を少し開けたところを、手力男神命(タジカラオノミコト)が戸を押し開けて天照大御神を岩戸からお出ししました。
そして、世の中は再び明るくなりました。」
ちなみに、手力男命が投げ捨てた岩戸は長野県まで飛んでいき戸隠山になったそうです。
天岩戸神社の鳥居をくぐります。
こちらは西本宮です。この背後に御神体の「天岩戸」があります。「天岩戸」を遥拝するためには、神職の案内が必要です。(30分毎にあります。)
お祓いを受けてから、遥拝殿から「天岩戸」を遥拝しました。写真撮影はもちろん禁止です。対岸にある「天岩戸」をしっかりと目に焼き付けました。
次に向かったのは、天安河原(あまのやすかわら)です。
川に沿って10分ほど歩きます。
大きな洞窟が見えてきました。私はこれまで、ここが「天岩戸」だと思っていたのですが、現地に行って初めて間違いがわかりました。
神々が集まって相談をされたと伝えられるところです。
神々の息吹が聞こえてきそうな雰囲気がありました。
たくさんの石が積まれていました。石を積んで願い事をすると叶うそうです。
不思議なパワーを感じるところでした。
写真もたくさん撮ったのですが、半分くらいはうまく写っていませんでした。やはりパワースポットなのでしょうか。
この時間はたくさんの人がいましたが、独りなら行くのは遠慮しておきます。
天岩戸神社を訪れて「天岩戸」を遥拝し、天安河原も訪れ、しばし神話の世界に入り込んだ時間でした。
以前、戸隠神社にお詣りした時に天の岩戸が飛んできて戸隠山が誕生した話を聞いていて、信州の伝説かと思っていました。
今回、天岩戸神社の神職がその話をされたので、つながっていたのだと納得しました。
しかし、天の岩戸を信州まで投げ飛ばした話など、神話の話は広大で興味がつきません。
ちなみに、手力男命が岩戸を投げ飛ばした話は「古事記」には書かれていません。
※訪問日 2022.6.9
私は2年前に家人の実家に帰省した際
高千穂を訪れました。
想像していたよりも
観光地化されているように感じましたわ。
応援ぽち
こんばんは。
高千穂には延岡から行くと思っていましたが
今回は熊本県の方から行きました。
山に囲まれた地域は神話を生むには
ぴったりのところだと思いました。
今は確かに観光地になっていました。
高千穂鉄道が廃線になったのが残念です。
おはようございます。
戸隠神社の奥社への道は今も忘れることはできません。
その戸隠神社と高千穂神社が神話でつながっていて
神話の面白さを再認識しました。
コメントありがとうございます。
なるほど天孫降臨の地に、天岩戸があった訳なんですね。
手力男命が投げた天岩戸は信州戸隠山になった。
戸隠神社が開基して数多の修験者が集まり、これを利用するために天岩戸伝説を利用したのでしょうか。
即ち奥社は天手力雄命(手力男命)
中社は天八意思兼命:岩戸神楽(太々神楽)を創案し、岩戸を開くきっかけを作られた神
宝光社は天表春命(八意思兼命の御子神)
九頭龍社は九頭龍大神(手力男命以前の土着の神様)
火之御子社は天鈿女命(太々神楽の踊り子)
要するに天岩戸伝説をその力で支えた神様たちです。
非常に興味深いですね。
修学旅行で高千穂峡に寄った記憶があるのですが、今回は行かれているでしょうか
今はどうなっているのか興味深いです。
おはようございます。
詳しい解説をありがとうございます。
まさに戸隠五社の神様は天岩戸の登場人物ですね。
修験道と神話との関連も興味深いですね。
時間があれば研究?してみたくなりました。
高千穂峡の様子は次回にアップします。
修学旅行で行かれたとはびっくりです。
いつもありがとうございます。