はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

仏隆寺の千年桜(前編)

2024-04-16 18:15:15 | 桜の旅
高見の郷で千本のしだれ桜を楽しんだあと、仏隆寺の千年の桜を訪れました。
どちらも「千」が付くのですが、高見の郷の色彩豊かな桜を「動」とするなら、仏隆寺の古い一本桜は「静」という感じです。

ほぼ見ごろを迎えた千年桜が迎えてくれました。


又兵衛桜も見事な一本桜ですが、仏隆寺の千本桜もそれに劣らず立派な一本桜です。


「南無大師遍照金剛」仏隆寺は弘法大師空海の高弟・堅恵の創建とされます。


石段の下に石仏がいらっしゃいます。


千年桜を楽しんでいらっしゃるようです。


樹齢は900年を超えているそうです。


又兵衛桜ほどの華やかさはありませんが、堂々とした貫禄を感じる桜です。


千年近くもここに立ち続けています。


根元も歴史を感じます。


間も無く満開です。


この石段が好きです。


石段には花びらもちらほらとありました。


石段を登り詰めると仏隆寺があります。振り返ると千年桜と同じ高さまで来ていました。


仏隆寺から門越しの千年桜です。


<つづきます>

※撮影日 2024.4.10

千本のしだれ桜が咲く高見の郷へ(第3章)

2024-04-15 09:05:05 | 桜の旅
天空の庭から20分ほどで千年の丘にやって来ました。
ここからは1000本のしだれ桜を眺めることができます。

素晴らしい眺めです。


ピンクの絨毯を広げたとは、こういう風景をいうのでしょうか。


この日(4/10)は8分咲き、満開になればもっと素晴らしい風景になるのでしょう。


カメラにもおさめましたが、しっかりと目にも焼きつけておきましょう。


杉林の緑とのコントラストも美しいです。


いつまでも眺めていたい風景です。


展望台の撮影ポイントには沢山の三脚が並んでいました。


名残はつきませんが、そろそろ下りていきましょう。


時間の経過とともに、どんどん人が増えてきました。


再び天空の庭に戻って来ました。展望台入口から天空の庭までは自動運転のカートに乗りました。


千年の丘に行っている間に、びっくりするほど人が増えていました。ここには茶店もあります。


「花より団子」ではありませんが、わらび餅をいただきました。


粋な演出です。


絵になる1枚です。


しだれ桜の暖簾です。


高見の郷には初めて行きましたが、確かに素晴らしい所だと思いました。


しっかりとしだれ桜を楽しむことができました。


天空の庭から駐車場までは、送迎用のマイクロバスに乗りました。急な坂道をジェットコースターのように下りて行きました(笑)
朝に駐車場に着いたのが7時半、今は10時半なので、3時間ほどの滞在でした。
帰り道の途中、第2・第3駐車場は満車になっていて、その先の駐車場もけっこう車がはいっていました。

この後まだ時間があるので、仏隆寺の千年桜を訪ねることにしました。

※撮影日 2024.4.10

千本のしだれ桜が咲く高見の郷へ(第2章)

2024-04-13 17:25:25 | 桜の旅
第1駐車場から歩いて天空の庭にやって来ました。
天空の郷は、高見の郷のメインステージということで、沢山のしだれ桜が咲いていました。

立派なしだれ桜です。


天空の庭は平坦な広場で、そこに沢山のしだれ桜が植えられています。


私たちと同じように歩いて登って来た人たちもいました。


この日は本当に天気が良かったです。


まるで、しだれ桜の森のようでした。


ここからも高見山が見えました。


石灯籠が粋な演出です。


天空の庭での撮影はまた後でもすることにして、千年の丘といわれる展望台をめざすことにしました。


ここも歩いてめざすことにしました。眼下の中央に駐車場が見えます。


実は自動運転のカートもあったのですが、一旦バス専用の駐車場に行きそこで乗り換えるような事を言われたので、歩いて行くことにしたのです。見えているのがカート道です。


歩いても15分ほどなのでしれています。ユキヤナギとレンギョウも咲いていました。


登るにつれて天空の庭の全貌が見えてきました。


この日の桜は7分から8分咲きといわれていました。


ピンクの絨毯のようです。


千年の丘へとつづく道です。


登れば登るほど美しい光景が広がります。


なるほど美しい風景です。


展望台入り口からは、バス専用駐車場からカートで来た人たちが加わって一気に賑やかになりました。


こんな急斜面によく植えられたものです。


千年の丘は近いです。どんな眺望が待っているのでしょうか。


<つづきます>

※撮影日 2024.4.10

千本のしだれ桜が咲く高見の郷へ(第1章)

2024-04-12 18:15:25 | 桜の旅
高見の郷のことは以前から気になっていたのですが、やっと行くことが出来ました。
高見の郷は大自然の中にしだれ桜の庭園をつくりたいという想いから誕生したそうです。
個人でせっせとしだれ桜の木を植え続け、20年かけてつくられたそうです。

高見の郷について調べていると、奈良県でも1、2を争う人気のスポットであり、大変な混雑が予想されました。
平日でも8時ごろに到着すれば、近くの駐車場が満車になりどんどん遠くの駐車場に停めることになります。
この前の土日には入られなかった人もたくさんいたそうです。
ということで、この日は家を6時前に出発し、現地には7時30分に着いて第1駐車場に停めることが出来ました。

第1駐車場に停められたのは良かったのですが、天空の庭に行くバスの時間まで1時間半もありました。
ということで、山道を歩いて行くことにしました。結果的にこれが正解でした。

第1駐車場から歩き始めました。駐車場のあたりはまだ日がさしていませんが、見上げれば青空が広がっていました。


そして、これから登って行く方には、素晴らしい景色が待っていました。


まだ日がさす前の桜の園です。


バスなら5分もかからないところですが、歩けば30分ほどの道です。


それでも、この景色を見ながらなので、全く辛さは感じません。


山道にも日が当たり始めました。


桜の園も輝きはじめました。なんとも美しい景色です。


いちいち立ち止まっては写真を撮るので、なかなか進みません(笑)


青空にしだれ桜のピンクがよく映えます。


この景色だけでも十分満足ですが、まだここは序の口です。


この辺りはまだ日が当たっていませんが、それでも美しいです。


全ての桜がしだれ桜というのもいさぎよしです。


見えてきた山は高見山です。2022年1月に登って、霧氷に感動したことが忘れられません。


白っぽいものからピンクの濃いものまで、様々なしだれ桜が植えられています。


思い出の山と桜のコラボが嬉しい限りです。


早起きしてやって来た甲斐がありました。


手前から奥の方までしだれ桜です。


天空の庭まで登って来ました。ここまで写真を撮りながらゆっくりと歩いて50分でした。


今回は連れ合いさんも一緒でしたが、天空の庭まで頑張って歩きました。桜のパワーをいただいたのでしょう。
天空の庭で美しいしだれ桜を撮影したあと、千年の丘といわれる展望台をめざしました。

<つづきます>

※撮影日 2024.4.10

桜が満開の大川べりを歩きました

2024-04-11 18:15:15 | 桜の旅
大阪で桜が満開を迎えた4月7日(日)に大川の花見に出かけました。
いつもは天神橋あたりから上流に向かって歩くことが多いのですが、今回は毛馬閘門から流れに沿って歩きました。

毛馬閘門(けまこうもん)あたりの上空はちょうど伊丹空港に着陸する飛行機の空路になっています。


桜も綺麗でしたが飛行機が気になります。


このあとも飛行機が何度も登場します(笑)


毛馬閘門です。この施設は明治に造られた物で現在の閘門は少し離れた所にあります。


産業遺産と桜です。


再び飛行機が登場です。飛行機はこのあと新大阪の上空を飛行し伊丹空港へと向かいます。


両岸に満開の桜が咲いた大川と阪神高速道路です。


川べりにある公園では花見の宴が盛り上がっていました。


大川は旧淀川ともいわれるように、新淀川が開削される(明治の頃)までは、ここが淀川の本流でした。


またまた飛行機です。満開の桜も綺麗です。


桜が満開の左岸を進みます。


ドローンからの撮影ですと言いたいところですが、橋の上からの撮影です。(今回のカメラはソニーのコンデジです。)


満開の桜は本当に美しいです。この美しさのピークが2〜3日というのがなんともはかないです。


しかし、その儚さが日本人から好かれる所以なんでしょう。


大川は船からの桜も楽しめます。(その昔、桜クルーズを楽しんだことがあります。)


いちど屋形船に乗って夜桜見物をしたいものです。


満開の桜と絶好の天気に誘われてカンパ〜イ!


青空を飛行機が飛んで行きます。


都島橋までやって来ました。


橋を渡って、こんどは右岸を歩きます。


飛行機の次は「撮り鉄」です(笑)


「撮り鉄」ですが、あくまでも桜が主役です。


大川にかかる環状線の鉄橋ですが、「淀川橋梁」という名前です。


この橋梁の向こう側には環状線の桜ノ宮駅があります。桜ノ宮という名前どおり昔からこの辺りは桜の名所だったようです。


源八橋までやって来ました。今日のウオーキングは、ここまでとしました。


このあと桜ノ宮駅から電車に乗りましたが、普段は乗降客が少ない駅ですが、沢山の人で溢れていました。

桜の季節には各地の名所を追いかけるのですが、もちろん地元の桜を愛でることを忘れてはいけません。

※訪問日 2024.4.7