はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

おにゅう峠(展望スポットからの眺め)

2024-11-14 19:15:15 | 紅葉
おにゅう峠は滋賀県と福井県の県境にある峠で鯖街道としても知られています。
初めて行ったのは2020年の11月5日で、ブログ仲間のtakayanさんに連れて行ってもらいました。
今回は山仲間のいつものMさんに連れて行ってもらいました。
なぜ一人で行けないのかというと、道が狭くて運転が怖いからです(笑)

11月12日10時40分、定番の展望スポットからの眺めです。


紅葉は見ごろをやや過ぎているようでした。


最初は11月6日を予定していましたが、今年は一週間ぐらい紅葉が遅いので、この日にしたのですが‥。


なかなかドンピシャのタイミングは難しいです。


周りの木々の黄葉です。


ここは鯖街道でもあります。


反対側の山の紅葉です。


少し遅かったようです。


望遠レンズで。


やはり赤系が少ないです。


車が通るのを待ちました。


この日の午前中は素晴らしい天気に恵まれました。


陽が当たると紅葉も輝きます。


早朝には雲海が見えたのでしょうか。


雲海の景色も一度は撮ってみたいものです。


おにゅう峠展望スポットからでした。


この日は思ったほど車も多くなく、駐車スペースにも2、3台の車しかいませんでした。
見ごろをやや過ぎたということもあるのでしょうか。

このあと、峠へと向かいました。

※訪問日 2024.11.12

<お知らせ>
明日から四国に旅行なので、しばらくお休みします。

甲山にちょこっとハイキング

2024-11-13 18:15:15 | 山歩き
甲山(かぶとやま)に登ってきました。
甲山は兵庫県西宮市にある300mほどの低山で、阪神間ではよく親しまれている山です。
今回は麓の神呪寺に車を停めて、サッと登ってきました。

神呪寺(かんのうじ)と甲山です。


「神を呪う」とは穏やかではありませんが、そういう意味ではありません。
「神呪(しんじゅ)」とは、「仏の真の言葉」という意味らしいです。


弘法大師像が祀られていることから「甲山大師」ともよばれています。


甲山は仁川方面からもよく登りに来るのですが、今回は最短の神呪寺からにしました。


神呪寺の境内にある展望台からは素晴らしい展望が広がっていました。


大阪平野(北大阪)が一望できます。


あべのハルカスの向こうには二上山も見えました。


霞んでいるのかスモッグ?か幻想的な眺めでした。


多宝塔の横から登って行きます。


九十九折りの道を行きます。


登りだして17分ほどで頂上が見えてきました。あっという間です(笑)


頂上はこんな広場になっています。


二等三角点もあります。標高は309.21メートルです。


頂上からの展望はありません。景色を眺めるのなら神呪寺の展望台です。


天気に恵まれた土曜日の午前中のハイキングでした。
実は連れ合いさんのアッシー君で西宮方面に行ったついでに登りました(笑)

※登山日 2024.11.9

御堂筋イルミネーション2024へ

2024-11-12 19:55:55 | 大阪のまちをぶらり
今年も御堂筋イルミネーションに行きました。

御堂筋イルミネーションは11月3日からスタートしました。


12月31日まで開催されています。


「梅田から難波まで」有山じゅんじと上田正樹の素敵な歌のように歩いて行きましょう。



※訪問日 2024.11.9

高野山「町石道」を訪ねて(後編)

2024-11-11 19:15:15 | 街道歩き
慈尊院から展望台のある165町石を往復したあと、車で矢立という場所をめざしました。

矢立という所に到着です。
歩けば慈尊院から5時間はかかるでしょうが、車なら30分もかかりません(笑)


国道の脇に60町の町石が立っていました。
ここは車でも何回か通ったことがありますが、気がつきませんでした。


60町の町石です。


左が町石道で、右が九度山から上ってくる370号線です。


町石道は、大門をめざしてここを登って行きます。




再び車で移動して高野山の総本山の金剛峯寺にやってきました。


高野山は、この日に見ごろを迎えたそうです。


いつもなら、ここのモミジは真っ赤になるのですが‥。


ここの紅葉も見ごろにはまだ少し早いようでした。


高野山のシンボル根本大塔です。


今回の旅の目的は紅葉ではなく、町石を訪ねることでした。
根本大塔の近くにあるのですが。


ありました。柵の中だったので見落とすところでした。


これが記念すべき1町石です。


いつも綺麗な紅葉を見ていた場所でしたが、1町石が下にあるのは知りませんでした。


大門に向かって歩いていくと3町の町石がありました。


ここから大門は何回か歩いたこともあるので、町石の存在は知っていました。


きれいな散り紅葉です。


6町の町石が立つ大問へやってきました。


大門の前からは町石道(左)が慈尊院へと続きます。右の舗装路は480号線です。


昔の人々は町石道を登ってきて、目の前にあらわれた大門を見てホッとしたことでしょう。


今回は「町石道」を訪ねましたが、歩いたのは前半のほんの少しだけでした。
やはり全コースを歩いてこそ本当にこの道の良さがわかるのでしょうが、体力的にちょっときつそうです。
その前に、まだ東高野街道も歩き切っていないので、まずはそちらを歩くことにしましょう。

※訪問日 2024.11.6

高野山「町石道」を訪ねて(前編)

2024-11-10 18:15:15 | 街道歩き
高野山に参詣するには、当然ですが昔の人は歩いて登りました。
高野山への参詣道は主に七つの道があり「高野七口」とよばれていました。
(2020年にその一つの「京大坂道」を途中まで歩いたことがありました。)
今回は「町石道(ちょういしみち)」とよばれる空海さんが歩いた道を少しだけ歩いてみました。
「町石道」は全長約19.5キロもあり、時間も約8時間かかる健脚向きの道です。
以前から一度は歩きたいと思っていましたが、今回やっとその一部を歩くことができました。

町石道の起点となるのが九度山町にある慈尊院です。


空海さんのお母さまが住まわれていたそうで、空海さんが月に9度、山から下りて会いに来られたそうです。


そこから九度山という地名になったとか‥。九度山は真田幸村でも有名になった所です。


慈尊院は女人高野ともよばれ、子授け、安産、育児、良縁などの御利益があるようです。


慈尊院から丹生官省符神社へと続く石段です。この途中に一つ目の町石があります。


町石道登山口の石碑です。「にうかんしょうぶじんじゃ」と読みます。


石段の中ほどに記念すべき一つ目の町石がありました。
これが180町石です。ここから高野山の根本大塔の1町石まで町石道は続きます。


丹生官省符神社です。


179町石です。町石は1町(約109m)ごとに建てられているので、すぐに次の町石があらわれます。


これは読みづらいです。町石はもとは木製だったのが鎌倉時代に石造りになりました。
しかし、長い年月の間に風化したものもあります。


一面の柿の木の中をゆきます。このあたりは柿の名産地です。


チャノキがありました。椿の仲間です。


竹林の中にある町石です。歴史を感じる道です。


道標もあり迷うことはないと思います。
出発前に観光協会で聞いたのですが二、三日前にも熊の目撃情報があったそうです。


昔の人は1町ごとに合掌したそうです。この道が祈りの道、信仰の道というのを実感します。


柿の木の間から景色が見えてきました。


166町です。展望台は165町にあります。


展望台に到着です。紀ノ川の流れがよく見えました。


遠くには高見山も見えました。慈尊院から約45分、今回はここまでとしました。


町石道のマップで確認すると、今回歩いた道はほんのさわりの部分でした。
それでも町石道の雰囲気を味わうことはできました。
このあと車で移動しながら60町付近や最後の1町あたりを訪ねました。

<つづきます>

※訪問日 2024.11.6