花ごよみ

映画、本、写真など・

誘拐ラプソディー

2010-04-05 | 映画

押尾学の代役を監督が演じ、
4ヶ月遅れでやっと完成。
ピンチを乗り越えた映画です。

映画の内容も絶体絶命の男の逃亡劇。

この男、あるのは前科と借金、
この先の人生に望みを見いだせなくなって…。

窮地に陥った主人公、秀吉を、
高橋克典が演じています。



物語は偶然、家出をしていた資産家の息子、
伝助と出会いから開始。

彼の誘拐を決意します。

そして5000万円の身代金の要求。
ところがこの資産家の息子、
伝助の実体とは…。

荻原浩の同名小説が原作。監督は榊英雄。

可愛い伝助には林遼威。

船越英一郎、YOU、哀川翔、菅田俊、
監督の榊英雄などが共演。



本を読みました。

本に出てくる伝助は
可愛いすぎ!

映画の伝助はどうかなと
期待と不安がありましたが
バッチリです。

映画の伝助もほんとうに愛らしくって、
表情、態度、言葉のあどけなさに、
自然とほほがゆるみます。

哀川翔のヤクザの組長や、
船越英一郎の黒崎刑事はまさに適役。

そしてこの二人、色々事情を抱えていて
なんとなくユーモラス。

世の中から見放されたという高橋克典は、
この役にしてはちょっと
かっこよすぎかなという感じ。

監督が演じたインテリヤクザはよかったです。

舞台は春本番、
桜咲く、美しい景色を背景に
可笑しくて哀しい秀吉、伝助、
ほんとうの親子の様な二人連れ。

逃亡の結末は
なぜかほっとする温かさに包まれます。

本の感想は→こちらです。






コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山科疏水 桜と菜の花

2010-04-05 | 写真(花、旅行など)

毘沙門堂を後にして、
安朱橋の方向に進んでいくと、
疏水沿いの菜の花の、
黄色に彩られた道と、
桜色のトンネルが出現。

春うららの明るく美しい光景に、
出会いました。



 



4月3日
(京都市山科区)







コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする