ある村で木こりとして、
暮らす男には役所広司、
気の弱い映画監督には小栗旬。
この二人の出会いから物語は始まります。
監督は沖田修一。
共演は高良健吾、嶋田久作、
平田満、伊武雅刀、山崎努…
ある山村に、映画の撮影隊が訪れる。
映画の撮影の手助けをすることになった、
木こりの克彦(役所広司)と、
気弱で、いつもおどどとした態度の、
監督・幸一(小栗旬)。
二人の心の交流を通して
幸一(小栗旬)の心に自信が取り戻されます。
二人はお互いにそれぞれ影響を受けあい、
心に変化が…
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予備知識なく映画館に行ったので、
克彦(役所広司)と同じく、
自信がなく気が弱くて、
頼りない青年である、
幸一(小栗旬)が監督だと、
はじめは気づきませんでした。
幸一(小栗旬)が克彦(役所広司)に渡した、
台本に書かれた自分という文字を見るまで
撮影隊の中で、幸一(小栗旬)が、
どんな仕事をしているのか
分からなかったです。
だからこの人、
なになよなよしてるんだろうと
見ていてイライラ。
逃げ出すなんて!!
電車のシーン、おかしかったです。
ゾンビ映画の撮影に、
エキストラとして加わることになった
克彦(役所広司)は最初、嫌々だったのに、
だんだん映画に入り込んでいく様子も面白い。
ゾンビになる村人達も楽しそう。
村の人達の協力もあって
撮影隊にも活気が出てきます。
ゾンビのメイク面白かったです。
あのゾンビ映画の完成作見たい気も。
幸一(小栗旬)が悩みから解放され
自分を取り戻すことができ、
ほんとよかったです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/81/e7cb24afe1f871d36849cb6b27828aea.jpg)
クスッと笑えるシーンもあちこちに
ちりばめられていて
ゆるい空気感に満たされています。
ほのぼのとしていて、
心和む映画でした。