地球から3億キロ離れた、
小惑星「イトカワ」の地表に着陸し
岩石サンプルを地球に持ち帰るという
小惑星探査機「はやぶさ」に、
課せられたミッション。
約7年の期間、総距離60億キロに及ぶ
プロジェクトを終えて
2010年6月13日、
「はやぶさ」の宇宙からの帰還。
それを題材として
このプロジェクトのために
結束した人々を描く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/a7/1851ffd61960cd4c3b27cd5605f6e526.jpg)
主人公は渡辺謙、
JAXAの「はやぶさ」プロジェクトマネージャー、
山口教授を演じます、
江口洋介、吉岡秀隆、夏川結衣、山崎努、
それに小澤征悦、中村ゆり、藤竜也、等が共演
監督は瀧本智行
渡辺謙もっと人間味あふれる、
役柄かなと思いましたが
結構デジタル的な人物に描かれていて
感動しそうでしないという、
心が宙ぶらりん状態。
機械のトラブル、
絶体絶命の確率にも冷静だし…
でも、これは実在の人物ということで、
あまり心情のよりどころとなる、
プライベートな部分に、
入り込むことはまずいので仕方がないのかな。
でも自分自身としてはもう少し
高揚感を期待していました。
イオンエンジンに関して
藤中先生(江口洋介)と森内(吉岡秀隆)との
熱い攻防は盛り上がりましたが…
それでもやっぱり、
ラストの使命を成し終えて、
はやぶさの命が消滅したシーンは、
グッときました。
NASAの10分の1の予算。
ロケット発射管制室の建物もいすもボロボロ、
化学エンジンの不良、姿勢制御不能、
行方不明などアクシデント続きの中
困難を克服して世界の偉業をなし得た、
とにかく日本の技術はすごい!!
7年間で60億キロの宇宙航海ってのもすごい!!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/b2/92ff673ac42f81d4ee7f5f0463306f50.jpg)
結果が分かっているのに
ヒヤヒヤしながら映画を見ていました。