大阪中ノ島、国立国際美術館の、
ルーブル美術館展。
六甲から大阪に帰ってきました。
ルーヴル美術館展は
京都・岡崎の方でも、
同時に開催されています。
大阪では『ルーヴル美術館展
美の宮殿の子どもたち』ですが
京都では『ルーヴル美術館展
17世紀ヨーロッパ絵画』、
というタイトルで開催されています。
団体客が多く…
といっても私たちも団体客ですが
かなりの混雑です。
休館日に鑑賞というメリットはなかったです。
でも2時間、時間がとってあるので
割とゆっくり観ることができました。
『ルーヴル美術館展
美の宮殿の子どもたち』では
「子ども」がテーマ。
美術史において、
どのように子供の表現がなされていたのか…。
会期は2009年6月23日~9月23日。
7章で構成されています。
第1章 誕生と幼い日々
哺乳瓶動物の角でできたほ乳瓶。
どうやって使うのか不明。
母親が子供を抱く姿は
母性愛を感じました。
第2章 子どもの日常生活
『台車に載ったライオン』『台車に載ったハリネズミ』
デザインがかわいいです。
紀元前12世紀とはビックリです。
第3章 死をめぐって
ミイラ像がありました。
小さな女の子のミイラです。
神に見守られることを祈願した
愛を感じ取られるミイラです。
『悲しみにくれる精霊』
ふっくらとした、
愛らしい精霊が悲しんでいます。
第4章 子どもの肖像と家族の生活
『マスター・ヘア』
可愛い女の子と思いきや
実は男の子。
男の子がなぜに女の子の格好?
いくらこういう習慣があったと
説明されても理解不能です。
第5章 古代の宗教と神話のなかの子ども
よくもこんなに完全な姿で、
出土されたかという立像。
B.C.の年号に驚きです。
第6章 キリスト教美術のなかの子ども
『聖母子と聖ステパノ、聖ヒエロニムス、聖マウリティウス』
(ティツィアーノ)
イエスを抱く
マリア様の優しい面差しが印象的な宗教画です。
第7章 空想の子ども
アモール、小天使、プットー。
これらの言葉、
同じ意味で使われている感じです。
数点展示されていた
大きなタピスリーは見応えがありました。
右が大阪市立科学館、
左が国立国際美術館。
kazuさん
岡崎の近代美術館のルーブル美術展へは、私も行きました
でも少し残念だったのは
美術館は作品の為に照明を落としておりますね。
残念ながら、私の眼は元々悪くて(視力では無くて焦点が合わない)・・・
京都の全ての美術館は身体障害者手帳提示で無料です。
とても有難いのですが・・・
堂本印象美術館は明るくて、大丈夫なのですよ
kazuさんの説明を拝読していて
改めて解ったような気がします
それにしても、kazuさんは凄いですね
何処へ行かれても何をご覧になられても、いつも、丁寧に見て来られてそして丁寧に記事にされる
いつも感心しています
「つれづれ日記」は祇園祭の山鉾巡行の様子をご紹介しています。
もし、宜しかったら覗いて下さいね
私も東京新国立美術館で開催された『ルーヴル美術館展
美の宮殿の子どもたち』に行ってきました。
同じ作品なので懐かしく拝見しています。
『マスター・ヘア』の男の子、可愛かったですよね。
当時の上流階級の風習で女の子のような髪型や
服装をしていたそうですが何ででしょうね。
祇園祭りの曳き手さん、
バリエーションいろいろあるんですね。興味深く読ませて頂きました。
装備だけ見ても楽しいものなんですね。
岡崎の近代美術館のルーブル美術展
良さそうですね。
機会があれば行ってみたいです。
美術館、照明が暗くて
残念でしたね。
目の悪い人のことも
もう少し考慮して欲しいです。
hiroさんと遠く離れていても
同じものを見たんですね。
なんかうれしいです!
『マスター・ヘア』の男の子
ほんとうに愛らしい容貌でしたね。
ほんと不思議な習慣です。