「今年も咲きましたよ」と度々お誘いを頂きながら、見に行くチャンスがなかった、Kさん宅のタイサンボク。
今年は3月に急逝された、Kさんの奥様から、お誘いのメールが届いた。今年こそは! と、霧雨の中をおたずねした。
根回りは1㍍を越えそうな大木に、大輪の花をつけたさまは実に堂々として存在感がある。芳香を放つというが、あまりにも高くて全然香りが届かない。
「もっと近くで見たいですね…」なんて言ったものだから、「開くかどうかわかりませんが、しばらく楽しんでみてください」と一枝切ってくださった。
堅く閉じた純白のつぼみは10㌢を越す大きさ。咲かすことができたら、見事だろうなあ。
Kさんのご存命中にお伺いすれば良かった…。
遺された広い庭には、奥様を慰めるように、たくさんの花々が咲き誇っていた。
今年は3月に急逝された、Kさんの奥様から、お誘いのメールが届いた。今年こそは! と、霧雨の中をおたずねした。
根回りは1㍍を越えそうな大木に、大輪の花をつけたさまは実に堂々として存在感がある。芳香を放つというが、あまりにも高くて全然香りが届かない。
「もっと近くで見たいですね…」なんて言ったものだから、「開くかどうかわかりませんが、しばらく楽しんでみてください」と一枝切ってくださった。
堅く閉じた純白のつぼみは10㌢を越す大きさ。咲かすことができたら、見事だろうなあ。
Kさんのご存命中にお伺いすれば良かった…。
遺された広い庭には、奥様を慰めるように、たくさんの花々が咲き誇っていた。