はがき随筆・鹿児島

はがき随筆ブログにようこそ!毎日新聞西部本社の各地方版に毎朝掲載される
「はがき随筆」は252文字のミニエッセイです。

「Kusse」の日

2010-05-24 17:48:59 | アカショウビンのつぶやき


 平成22年度鹿屋市自主文化事業として計画された「かのや第九演奏会」。

一般公募で結成された「かのや第九合唱団」ですが、発表まで200日を切り、もっとも難しいところにさしかかりました。

指導のために霧島市から2時間かけて来てくださるO先生は、昨日もジョーク連発で、自信を失いそうな団員を励ましてくださいます。

冒頭、O先生は「今日はキュッセの日です」。
??の私たち…。
あっそうか、シラーの「歓喜の歌」に「口づけを与えた…」のくだりがあったなぁ。
発声の口の形を指導する先生は、このように楽しい話題でわかりやすく教えてくださる。

しばらくして、女子高校生たちから一斉に笑い声が起こる。

なーんだ、今頃気がついたの…かわいいなあ。

開き始めた「タイサンボク」

2010-05-24 15:20:59 | アカショウビンのつぶやき


 一昨日、頂いたときは、カチカチだった「タイサンボク」の蕾。
夕べさわってみると、気のせいか少し柔らかくなったような感じだった。

 それが、今朝見るとほわーっとほころび、あたりに涼しげな香りを漂わせている。
大木に咲く「タイサンボク」も見事だったが、花瓶に挿した「タイサンボク」は、それ以上に豪華で気品がある。

 上側の花弁は引力に逆らえないのか、まだ開かない。
 明日は全開となるかなぁ…。