名古屋の荒池緑地予定地の里山でタケノコ12本を盗んだ疑いで老人が検挙される。 警察官は「おいしいタケノコがとれるのはもう少し先なのに」と困惑と新聞。
旬の時期を知っているお巡りさんはそのタケノコを食べた経験があるようだ。公僕が許され、市民が犯罪者とは理不尽である。
果樹園の林檎を盗むと刑法の、タケノコは森林法の窃盗罪になる。
熊が森林の奥でタケノコを掘って食べても罪にならないが、開発が進み . . . 本文を読む
北アルプス・常念岳に、信州安曇野の田植え時期を告げる雪形・常念坊がやっと出現。例年より一カ月も遅い登場。
土地の古老は伝承に従い農作業をした。兼業農家が増え機械化が進んだ今は、若者の都合で自然現象を無視して黄金週間に田植える。常念坊が自然の営みを正しく表現しているならば、早過ぎた田植え。
昔の農夫は、自前の観天望気で、自己責任で時期を決めたから、被害は限定的である。科学主義が自然を破壊した現代 . . . 本文を読む
禅僧のメールに「南頓北漸の禅」の記述がある。
お釈迦様から数えて28代目、中国少林寺に西来、無言の九年間の面壁座禅、手足が無くなる禅の初祖・達磨様。神光さん腕を切断する捨身の決意、入門を認め慧可と改名二祖となる。
五祖弘忍は跡継ぎで苦慮、採用試験を実施。
弟子の優等生・神秀さん「身は仏、心は鏡、修行を怠ると汚れる」
小僧の慧能「身心に何も無い。無いものが汚れる事はない」
五祖は慧能に政権 . . . 本文を読む
田舎育ちの教師の参男坊、生きる為に都会でサラリーマン。定年到来で会社から追い出される。
三つ子の魂が田舎暮らしの農業を志向させる。
国交省の観光カリスマは飯田市の役人・井上さん。無償ボランティアのワーキングホリデーの先駆者。
国民と役人の思惑が一致、参加したのが四年前、積もり積もって二十回を越えた援農体験。
春夏秋冬、三泊四日の三食、温泉付き。経費は往復高速バスの五千円は格安旅。
労働を . . . 本文を読む
極貧の農村の食料政策である棄老伝説の信州信濃の姨捨山。「田毎の月」を見て涙して老婆を連れ帰る。移動しながら見ると、月が夫々の水田に存在する。
山中でじっと死を待つ老人、最後の力を振り絞り石を積み上げ、死んで逝く。何千・何万の多くの老人のささやかな行為の連続が千枚田を形成し、若者の心は感動する。
飽食の時代の棄老伝説は都市のど真ん中。資本力で鉄とコンクリートとガラスを大型重機で積み上げ短時間で完 . . . 本文を読む
三河の豪農・旬菜市場「農の匠」の社長が薩摩芋の畑を提供下さる。苗を植えた。20本だから秋には百個の芋が収穫できると獲らぬ狸の皮算用。
水田30坪を借地させて頂いた地主で、秋には30キロのコシヒカリが収穫できる。
南信州の天竜川の河岸段丘には桃畑3反、梨園3反、林檎果樹園3反、柿の木3反。ワーホリで希望すれば何時でも立入可能。
岡崎市立図書館・リブラの蔵書は60万冊。
消費税や市民税・固定資 . . . 本文を読む
プレジデント50plusなる雑誌の神社仏閣55。
関西
金剛峰寺・法隆寺・延暦寺・東大寺・上賀茂神社・下鴨神社・清水寺・南禅寺・薬師寺・三井寺・東寺・知恩院・東本願寺・西本願寺・萬福寺・春日大社・金峯山寺・熊野本宮大社・八坂神社・唐招提寺・日吉大社
中部
善光寺・熱田神宮・伊勢神宮・永平寺・諏訪大社・久遠寺
関東
建長寺・円覚寺・浅草寺・氷川神社・明治神宮・鶴岡八幡宮・高徳院
東北
中尊寺 . . . 本文を読む
あっという間の4日間。高森から高速バスに乗る。15時54分、飯田市座光寺から帰宅の途。
88夜の遅霜、99夜の泣き霜。異常低温で霜発生。扇風機がフル回転で上空の暖気を樹に供給する。
設備の無い果樹園は桃や梨の壊滅的被害に泣いている。
快晴の4日間、何よりの自然の贈り物。明日からの天気は下り坂。幸運だった。
顔黒メークは若さの表現、梨摘果の太陽顔黒は老人の化粧。
旬のタケノコ、ワラビ、ウド . . . 本文を読む
世間から疎んじられ、女房には濡れ落ち葉、粗大ごみと言われ、子供には「うっせんだよ」と態度で敬遠され、最後の砦は孫である。
孫に胡麻を摺る方法は三つ。
爺さんの方から孫の世界に入っていく。
爺さんの世界に孫を引き込む。
孫に爺さんを尊敬させる。
馬車馬・働き蜂だった爺さんには自前の世界は無い。当然尊敬される要素は皆無。
最後の方策は孫も吃驚の無邪気に徹し、孫の世界で無心に遊ぶ事であるが、 . . . 本文を読む
西洋は梵=ブラフマン=宇宙を支配する原理と我=アートマン=個人の二元論。
東洋は梵我一如で、宇宙と個人が同一の不二一元論。
万物の霊長と驕り高ぶる人類は地球を痛めつけ、野獣をぶっ殺して食う。
大いなる存在に生かされている「お陰様の心」の人間は涙して他の生物の命を頂く。
善とか悪とかを思わないそのときの貴方の本来の自分とは如何様ですか?
達磨さんの5代目から先輩をゴボウ抜きして6代目に指名 . . . 本文を読む
布巾も雑巾も同じ布切れ。永泉俊哉和尚は語る。
布巾と命名されると顔を拭き、食器の水分を吸収する役割を与えられ丁重な扱いの善玉。雑巾の名を与えられると足を拭き、便器の掃除の小道具となり粗末に扱われる悪役。人間の決め事。
和尚は大柄で厳しい顔の禅僧。初見は正直怖いですよ。
寺には仏画が飾ってある。何とも優しい尼僧の作品かと惚れ惚れする。
「どなたが描かれた絵なのでしょう」
「拙僧です」
夜 . . . 本文を読む
仙丈ヶ岳から白峰三山(北岳・間ノ岳・農鳥岳)と白峰南嶺(広河内岳・黒河内岳・笊ヶ岳)・塩見岳・荒川三山・赤石岳・聖岳・上河内岳・茶臼岳・光岳の南アルプス。
天竜川の河岸段丘の果樹園から東を見ると塩見岳が高く見えるのは近いからである。最高峰は富士山の次の標高の北岳。赤石岳以南は伊那山脈に隠れ見えない。
信州信濃の善光寺平が故郷、山に囲まれた風景の郷愁が強い。岡崎の自宅からは山が見えず15階の高層 . . . 本文を読む
1反は10畝=300坪で米1石の収穫が上げられる水田の面積。
1石は1000合に相当する。米1合が大人の1食分、1石は1年間に消費する量。
1畝・30坪の水田を借用したから、秋には100合の新米を収穫する楽しみが出来た。
現代風に翻訳する。
約100㎡の水田を借りたから180ℓの新米が食欲の秋に手に入る。180ℓは精米で28kg、糠が付くと30kgに成る。
福沢諭 . . . 本文を読む
スイスの思想家マックス・ピカートの言葉
己が心から何ものも顔の上に表現されないとき、顔は、顔であることをやめる。その顔の口からの音声は言霊が無く、騒音になる。
山田無文老師の言葉
顔は心を表わすもの、語る言葉もまたそうである。よい顔を作り、美しい言葉を話すことの出来る人は心のきれいな人である。
歴代総理大臣の顔、就任時は良い顔である。顔が醜くなると交代時期。
現職首相の顔も変化してきた。 . . . 本文を読む
1992年春、航空機に対抗する為、誕生させた「のぞみ」の初代型車両として活躍した300系はマヤ文明の人生滅亡説が案内される2012年春に引退する。
ジャンボを投入し新幹線に対抗したJALは刺客の300系にやられ倒産した。郵政民営化選挙の刺客よりは長命で20年。0系は退役、100系・500系が消え、N700系になる新幹線。
鳥取砂丘の砂が風で飛ばされ、ゴビ砂漠の黄砂が積もったら鳥取砂丘はゴビ砂漠 . . . 本文を読む