マッシュムラムラ(仮) ――クラ鈴が斬る!――

SINCE:2002.2.24
氷室京介、あぶない刑事、マンガ etc

銀の匙5巻

2012-10-21 07:45:44 | 荒川弘
副部長かわいい(笑)。
犬って最初が肝心なんですよね~。甘やかしすぎちゃうと、自分が上と思っていうこと聞かないか、ご主人様を自分のおもちゃとしか見なかったり(笑)。

前巻までにおいて、アキが八軒のこと「お人よし(ただし、そこが魅力)」みたいなこといってたけど、アキも家庭の事情のために自分を殺してるトコあるんだよね。
ホントは馬にかかわる仕事に就きたいと思ってるのに、ひとり娘だから婿さんもらって家(と農場)を継がねばならない・・・
これはオレの勝手な推測だけど、前作ハガレンが、基本、みんなポジティブで、主人公のエドにしてもアルにしても、あるいはヒロインのウィンリィにしても、「とにかく、自分の夢や目標に一直線(その代わり、流される生き方よりも重たい苦労を背負い、それに対する相応以上の努力を重ねていた)」って感じだったのに対し、





今作では「最後には『一直線』になるんだろうけど、なかなかそれが許されない葛藤」みたいなものを描きたいのかもしれませんね。



まあ、そこは荒川センセなんで、そういった悲壮感は全くといっていいほどありませんが(多分、あえて表現してないのかな、と)。

それはそうと、今回、八軒に方言からかわれてテレるアキがかわいいやね~(笑)。
ってか、「~しょ」って、北海道の方言だったんだ。オレ、普通に使ってる気がする(笑)。
それと、





西川製作の痛そり。



これ笑った! (笑)





NPK48=N(窒素)、P(リン酸)、K(カリウム)――肥料の三大要素(笑)。



それに対して、感情を殺して感想を述べるアキ。「・・・・・・いいんじゃないでしょうか――(棒読み)」(笑)。
荒川センセは、ギャグ面においても抜群の発想力です。
タイトル忘れちゃったけど、フランケンシュタインをモチーフにしたような作品における、





「毛沢東(けざわひがし)さんだー!」も笑ったし(笑)。



ちなみに、この作品、以前立ち読みしたんだけど、単行本とか出してほしかったりします(笑)。
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銀の匙4巻

2012-07-21 22:38:52 | 荒川弘

豚丼が食いたくなった(笑)。

この作品といい、「百姓貴族」といい、ホント、肉や牛乳やヨーグルトが旨そうに描かれてるよね(笑)。

それにしても、アキはかわいいやね~(笑)。
なんか、意外と昔っぽいヒロイン、っつーかさ。
八軒君が、別の女の子と噂になったり、「コクられるの?」ってシチュエーションになったとき、変にやきもち焼かずに、黒板消しやコロッケをポロッと落としたりするトコなんかがね。
最近のマンガなんかにありがちな、





ツンデレヒロインによるブチギレ気味なやきもちや、ヤンデレヒロインによる病的なやきもちとちがって、なんか微笑ましいかわいさがあるような気が(笑)。



まあ、ツンデレヒロインのブチギレやきもちも、ヤンデレヒロインによる病的やきもちも、ネタとして、コミカルなノリであるならかわいいけどね。

それにしても、荒川センセっていえば、前作がハガレンだっただけに、アクションシーンの描写は上手なイメージがあるんですが・・・さすがに、駒場の投球シーンは下手やね(笑)。
まあ、野球のピッチングフォームって、たしかに描くの難しいだろうけどね。絵が描けないオレでもわかる。野球はやってたんで。

まあ、相変わらずおもしろい作品だけどね。ホントに読み応えのある作品。
ただ・・・「八軒くんの成長物語」なんだろうけど、その八軒くんの成長ぶりが早い早い(笑)。それがちょっと気にはなるかな。
って、元々、それほど長くは連載しないつもりなのかもしれませんが(笑)。
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銀の匙2巻

2011-12-25 18:22:24 | 荒川弘


アキ、かわいいなぁ(笑)。
ってか、彼女はビジュアルだけじゃなく、なんつーか、“しっかり者かわいい”(笑)。絶対、いいお嫁さんになれるし、絶対幸せになれるコだと思う。


笑いどころ1

アキ母「八軒くんは農家の長男なの?」
八軒「いえ、サラリーマン家庭の次男です」





アキ母・ギラリ


アキ「ばあちゃんだよ」
八軒「あ、お世話になります」




アキ祖母「え、なに? 一般家庭の次男?」 ギラギラリ


笑いどころ2

アキ祖父「え? 森ガールとか山ガールって、獣獲って食って生活してんでねぇの?
アキ「じいちゃん、ちょっと黙ってようね」

アキ一家はもちろん、荒川センセの描くキャラはみんなどっかとぼけた感じがして好き(笑)。
ダークファンタジーなハガレンだって、そういうトコあったもんね。キングブラッドレイでさえ、ちょっとすらっとぼけた感が。

アキのじいちゃんがいってた、




「君の人生、全部教科書に書いてあんのかい?」


は、ちょっと心に突き刺さったなぁ。
これ、いいおっさんになったいまでもギクッとするわ。
そうだよなぁ、最初からやり方がわかっていることなんて、人生においてはごくごく稀で、それゆえに「わからないなりにも何とかやってみせる」「とにかく動き出さなければ始まらない」ってことなんでしょうね。
本田宗一郎がいってた、





「失敗を恐れるな。失敗を恐れるあまりなにもできなくなることを恐れろ」


っていうのは、たとえオレらのような凡人(にも達してませんが、私の場合/笑)でも、いや、オレらのような人間こそ、日ごろから心がけて実践しなければならないことなんでしょうね。
荒川作品は、エンターテイメントとしてもおもしろいだけでなく、時折、学ばされたりもするから油断ができん。
そして、八軒くんも、なんだかんだで、あれこれ必要以上に悩みながらも、最後には行動に移すから好感が持てる。
続きが楽しみです。あー、早く3巻でないかな~。

どーでもいいけど、この作品読んでると、やたらと食欲がわいてしまう(あー、ジンギスカン食いてぇ、あー、おにぎり食いてぇ/笑)。
コメント (3)
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