GETしました!
やっぱいいっすね~。
こんなに血まみれになって戦う主人公、そしてこんな熱い主人公、平成になってからはそうはいません。まさに昭和の忘れ形見。「ド外道」なんて言葉が似合うのは、加納刑事のほかには見当たりません。
とはいえ、熱いのは主人公の加納刑事だけではありません。彼の参謀的な相棒といえる西谷警視。
っつーか、警視になるくらいですから、たしかに警察官僚なんでしょうが、昭和のエリートさんは意外と熱くて真っ直ぐだったりします(コマによって分け目が左右逆になったりするトコも、やはり昭和のマンガキャラ)。
いやね、私らは「最も多感な時期だったころがまだ昭和だった最後の世代」ではあるんですが、昭和末期、すなわち80年代組なので、その前時代である70年代の暑っ苦しいノリとか、暑っ苦しい人情ってのは嘲笑の的ではあったんですよ。
ただ、やっぱ年取ったせいでしょうね(笑)。なんかこういうノリ、いま大好きですよ(笑)。
ですんで、元機動隊長の大川さん、こういうキャラも好きですね~。
いや、誰よりもあなたが昭和のニオイをまとってます。
こういうじいさんキャラ、いいやね~。まさに古きよき昭和の戦士、昭和の警察官!
ただ・・・まあ、加納を監視、拘束した監視官が口にしてた「その古臭い(刑事の)カンってやつが、昭和時代、数々の冤罪を生んだんだよ!」ってのも、また事実なんだよね。
つまりは、「昭和はよかった・・・」ってのは、
半分は正しいけど、半分は幻想。
昭和にも人間や社会の汚い部分ってのはたしかにあって、平成の世(っていっても、平成も10年くらいまでは、すなわち20世紀が終わる辺りまでは昭和の匂いがまだ残ってたけどね)とは質がちがうだけ、って感じだとは思いますけどね。
ただ、たしかに「情」とか「暖かみ」というのはありましたが。
ともかく、昭和といえば、次に出てくるキャラも昭和ならではです。絶対、平成のマンガではあり得ない!
どう見ても、昔のジャンプの作者コメント欄における武論尊先生です。本当にありがとうございました。
武論尊の似顔絵って、こんな感じでしたよね? ジャンプの作者コメント欄では。いまの武論尊先生は全然ちがう風貌ですが。
そういえば、アメトーークで「北斗の拳芸人」やってましたね(笑)。同じく武論尊原作です(まあ、無印はともかく、この「新ドーベルマン刑事」にはタッチしてないでしょうが)。
いやね、さっきは「前時代である70年代的なノリは、嘲笑の的だった」書きましたが、この北斗の拳は、同じ武論尊作品でも、「時代」なんてもんは超越してましたよね。
っつーか、当時、米ソ冷戦真っ只中だったし、ノストラダムスの大予言なんてもんもあったから、子供だったゆえに感受性が強かった私らにとっては、「あってもおかしくない近未来」(北斗の連載は83~88年ごろ。作中の設定は199×年)だったせいもあって、変なリアリティもありましたよね。
それと、やっぱバイオレンスで熱い作品には、「時代」なんて関係ありません。平松作品も、もうちょっと読んどけばよかったかな? (笑)
それにしても、「北斗の拳芸人」はめちゃめちゃ笑ったな~(笑)。
「ケンシロウ、じつは天然さん」とかさ。トキの偽物のアミバは、当時のオレも思ったな~。
いや、わかるだろう(笑)。
明らかに人相ちがうやん。血のつながりがないとはいえ、一緒に生活した兄弟だろ(笑)。
あと、ケンコバのレイの物真似――「その、報われぬ愛のために」は結構似てた(笑)。
なにより、ナレーションが、実際にアニメ北斗の拳の本編や予告でナレーションやってた千葉繁さんだったのもツボ。
っつーか、千葉さんのナレーション、健在だな~(笑)。ちなみに、アメトーークの来週の予告も読んでくれました。
本当にツッコミなのかぁ~!?
相方がおかしくなってしまった男たちの悲痛な叫びを聞けぇぇぇぇっ!!
次回、
アメトォォォォォクッ!!
ツッコミの相方がおかしくなった芸人!!
頼む、たまにはツッコんでくれ~・・・
もう、「アメトォォォォォクッ!!」の声の裏返り方に爆笑(笑)。ホント、千葉さん節健在! (笑)
それと、なにより、
南斗水鳥拳でマミヤの服をビリビリに切り裂くレイ(笑)。
このシーン、はっきり覚えてたわ(笑)。いや、エロいシーンかといわれると必ずしもそういうわけでもなく、レイのやさしさを表したシーンではあるんですけどね。
これ、当時、小学6年か中一くらいのオレはめっちゃ興奮しました(笑)。これと、「CITY HUNTER」の、マフィアがリョウを買収しようとして「抱きたまえ」いいながらあてがった女のヌード。このふたつは、原哲夫と北条司の画力もあって、オレにとっては初めてマンガの中にエロティシズムを感じたものだったかもしれません。
いや、でもね、やっぱマンガにはバイオレンスとエロスは必要ですよね。まあ、平松先生の画風はいまとなってはエロスはありませんが、昔、ジャンプで結構エロい野球マンガ描いてたような気もするし(笑)。
やっぱ、武論尊、原哲夫、平松伸二、北条司的な「エロス&バイオレンス」(北条作品は、その中ではおしゃれ路線ではあるけど、この人の作品にもそういうトコはあったりする)なマンガ、大好きです。
まあ、いまの少年誌、とくにガンガン系とかでは絶対にあり得ませんが(絶園のテンペストとかが、そういう絵柄、そういうノリだったら・・・/笑)。
The Cop!! his name is DOBERMAN!!
やっぱいいっすね~。
バイオレンス!
まさにバイオレンス!
まさにバイオレンス!
こんなに血まみれになって戦う主人公、そしてこんな熱い主人公、平成になってからはそうはいません。まさに昭和の忘れ形見。「ド外道」なんて言葉が似合うのは、加納刑事のほかには見当たりません。
とはいえ、熱いのは主人公の加納刑事だけではありません。彼の参謀的な相棒といえる西谷警視。
このように、いかにも昭和のエリート官僚といった風貌の彼ですが、
この人もまた、熱い人です。
この人もまた、熱い人です。
っつーか、警視になるくらいですから、たしかに警察官僚なんでしょうが、昭和のエリートさんは意外と熱くて真っ直ぐだったりします(コマによって分け目が左右逆になったりするトコも、やはり昭和のマンガキャラ)。
いやね、私らは「最も多感な時期だったころがまだ昭和だった最後の世代」ではあるんですが、昭和末期、すなわち80年代組なので、その前時代である70年代の暑っ苦しいノリとか、暑っ苦しい人情ってのは嘲笑の的ではあったんですよ。
ただ、やっぱ年取ったせいでしょうね(笑)。なんかこういうノリ、いま大好きですよ(笑)。
ですんで、元機動隊長の大川さん、こういうキャラも好きですね~。
いや、誰よりもあなたが昭和のニオイをまとってます。
こういうじいさんキャラ、いいやね~。まさに古きよき昭和の戦士、昭和の警察官!
ただ・・・まあ、加納を監視、拘束した監視官が口にしてた「その古臭い(刑事の)カンってやつが、昭和時代、数々の冤罪を生んだんだよ!」ってのも、また事実なんだよね。
つまりは、「昭和はよかった・・・」ってのは、
半分は正しいけど、半分は幻想。
昭和にも人間や社会の汚い部分ってのはたしかにあって、平成の世(っていっても、平成も10年くらいまでは、すなわち20世紀が終わる辺りまでは昭和の匂いがまだ残ってたけどね)とは質がちがうだけ、って感じだとは思いますけどね。
ただ、たしかに「情」とか「暖かみ」というのはありましたが。
ともかく、昭和といえば、次に出てくるキャラも昭和ならではです。絶対、平成のマンガではあり得ない!
どう見ても、昔のジャンプの作者コメント欄における武論尊先生です。本当にありがとうございました。
武論尊の似顔絵って、こんな感じでしたよね? ジャンプの作者コメント欄では。いまの武論尊先生は全然ちがう風貌ですが。
そういえば、アメトーークで「北斗の拳芸人」やってましたね(笑)。同じく武論尊原作です(まあ、無印はともかく、この「新ドーベルマン刑事」にはタッチしてないでしょうが)。
いやね、さっきは「前時代である70年代的なノリは、嘲笑の的だった」書きましたが、この北斗の拳は、同じ武論尊作品でも、「時代」なんてもんは超越してましたよね。
っつーか、当時、米ソ冷戦真っ只中だったし、ノストラダムスの大予言なんてもんもあったから、子供だったゆえに感受性が強かった私らにとっては、「あってもおかしくない近未来」(北斗の連載は83~88年ごろ。作中の設定は199×年)だったせいもあって、変なリアリティもありましたよね。
それと、やっぱバイオレンスで熱い作品には、「時代」なんて関係ありません。平松作品も、もうちょっと読んどけばよかったかな? (笑)
それにしても、「北斗の拳芸人」はめちゃめちゃ笑ったな~(笑)。
「ケンシロウ、じつは天然さん」とかさ。トキの偽物のアミバは、当時のオレも思ったな~。
いや、わかるだろう(笑)。
明らかに人相ちがうやん。血のつながりがないとはいえ、一緒に生活した兄弟だろ(笑)。
あと、ケンコバのレイの物真似――「その、報われぬ愛のために」は結構似てた(笑)。
なにより、ナレーションが、実際にアニメ北斗の拳の本編や予告でナレーションやってた千葉繁さんだったのもツボ。
っつーか、千葉さんのナレーション、健在だな~(笑)。ちなみに、アメトーークの来週の予告も読んでくれました。
本当にツッコミなのかぁ~!?
相方がおかしくなってしまった男たちの悲痛な叫びを聞けぇぇぇぇっ!!
次回、
アメトォォォォォクッ!!
ツッコミの相方がおかしくなった芸人!!
頼む、たまにはツッコんでくれ~・・・
もう、「アメトォォォォォクッ!!」の声の裏返り方に爆笑(笑)。ホント、千葉さん節健在! (笑)
それと、なにより、
南斗水鳥拳でマミヤの服をビリビリに切り裂くレイ(笑)。
このシーン、はっきり覚えてたわ(笑)。いや、エロいシーンかといわれると必ずしもそういうわけでもなく、レイのやさしさを表したシーンではあるんですけどね。
これ、当時、小学6年か中一くらいのオレはめっちゃ興奮しました(笑)。これと、「CITY HUNTER」の、マフィアがリョウを買収しようとして「抱きたまえ」いいながらあてがった女のヌード。このふたつは、原哲夫と北条司の画力もあって、オレにとっては初めてマンガの中にエロティシズムを感じたものだったかもしれません。
いや、でもね、やっぱマンガにはバイオレンスとエロスは必要ですよね。まあ、平松先生の画風はいまとなってはエロスはありませんが、昔、ジャンプで結構エロい野球マンガ描いてたような気もするし(笑)。
やっぱ、武論尊、原哲夫、平松伸二、北条司的な「エロス&バイオレンス」(北条作品は、その中ではおしゃれ路線ではあるけど、この人の作品にもそういうトコはあったりする)なマンガ、大好きです。
まあ、いまの少年誌、とくにガンガン系とかでは絶対にあり得ませんが(絶園のテンペストとかが、そういう絵柄、そういうノリだったら・・・/笑)。