しゃばけシリーズ14～なりたい～33

今日も今日とて
風邪でダウン中の
長崎屋の跡取り息子
若だんな・一太郎

日本一
布団とお友達～
ついでに
日本一
妖＆神様と
お友達！？

一太郎の
治癒祈願に
庭のお稲荷様を筆頭に
あちらこちらの
寺社への
寄進やお供えに精をだす
父・藤兵衛と
仁吉＆佐助

ところが
兄や達が
あちこち寄進に出向くと
若だんなの側にいられない
それでは困る！
それじゃ～
神様に
来て貰えばいい！
と言う
それはそれは
大胆な
発想を展開した
妖たち…

怖いモノ知らず
と申しましょうか
罰当たりと申しましょうか
ホントに
呼んじゃいました
来ちゃいました
大黒天様
生目神様
比売神（ひめかみ）様
市杵嶋比売命（いちきしまひめのみこと）様
橋姫

恐れ多くも
長崎屋の離れ
一太郎の部屋で
開かれた大宴会

そんな中

自分が来世
何になればいいのか
未だ
答えが出ていない

と
つぶやいた
一太郎

若だんな
我らが帰るまでに
来世何になりたいのか
答えを口にしなさい！
それが
気に入ったら若だんなの
望む先の世を
引き寄せてやろう

と
神様たちが
答えた

果てさて
病弱な若だんな
一太郎出した答えは…



怖いですね～
神様
自宅に呼びつけますか…
貧乏神なんて
完全に
長崎屋に
居ついてますからね～
怖いです

妖になりたい
人になりたい
猫になりたい
親になりたい
りっぱになりたい

今回は
5つの
「～になりたい」が語られます
理由は
それぞれ違いますが
一応に
誰かを想い
慈しむ（愛しむ）心がありました

若だんなの
「～になりたい」も
実に
慈しむ心がありました
神様たちも
その答えを
気に入ってくれたようで
本当に
良かったです

しゃばけ外伝「えどさがし」を
読んだ後でしたから
尚更
嬉しかった～

気になるでしょ？
読んでみて！