17歳
同級生の俺
青海満と山田浩一
一匹狼タイプの満
クラスでも人気のある浩一
正反対の性格の二人は
一年をかけ
ぜんぜん性格違うのに
なぜか仲がいいふたり
とクラスメイトが認識されるようになった
しかしある冬の朝
浩一はトラックにはねられてしまう
頭を強く打ったはずなのに
何喰わぬ顔で立ち上がる浩一
脈も鼓動もないけれど
いつものように笑う浩一は確かに「生きて」いて
その矛盾を受け入れる満
けれどクラスメートたちは
次第に浩一の存在を忘れ始め…
冒頭で
主人公のひとりである
山田浩一が
トラックに跳ね飛ばされ即死
なのに
なぜか生きている
身体と心が乖離して
浩一は
霊体として現世を漂う
そして
満だけが
霊体として存在する浩一を
見ることができる
と言うパターンかと思いきや
取り合えず
浩一を知る人間には
見えている
そもそも
浩一は何故
死してなお
現世に留まることができたのか!?
クラスメイトの
女版青海満
神社の娘
巫女にして❛みえる❜と言う
鏡屋寿美子の持論 … 『永遠の昨日』202頁以降
特に
浩一が
死してなお
存在できているのは
満のエモーション(感情)がなせる奇跡と…
後日談ですが
満は
父親から
母もまた
死後数日
青海家(現世)に
留まっていたことがあると …(『永遠の昨日』243頁4行目以降)
聞かされます
幼い頃
母を病気で亡くしていた満は
夢か幻だと思っていたのですが
実は
現実だったことが判明
もしかしたら
母親の血筋は
愛する人を
現世に留まらせることができる
特殊能力があるのかも?
なんて想像もしてみた
σ(^_^;)
浩一の身に起こった現象は
すでに
青海家で起きています
母と息子
妻と夫の間でも
起きた現象です
満と浩一が
特別な関係だったから
起きた現象ではない
と言うことが
大切
同性であろうが
異性であろうが
どんな間柄であろうが
一緒にいたい
離れたくない
失いたくない
大切な人への思いに溢れた
作品でした
エピローグ的扱いで
高校に入学した二人が
出合ったシーンが
浩一視点で語られています
そこで知らされる
浩一の過去に
愕然とした
σ(^_^;)
そして
文庫化にあたり
改稿され
加筆されたらしい
19年後
エピローグ2?
とも言うべき数頁
かつて
浩一が
玉置先生に問うた
同着一位はだめですか?
つまり
先生の一番はふたりいちゃ駄目なんでしょうか
亡くなったその人も
小河先生も
同じくらい好きで
両方一番っていうのはナシ?
(『永遠の昨日』169頁11行目以降一部抜粋)
その問いに
37歳になった
満は答えます
浩一
残念ながら同着一位はまだ現れていない
今でも一番
愛しているよと
出会いから20年
医師として
しっかり生きながら
自然に浩一を
想い続けている満
心地よい余韻が
残りました
同級生の俺
青海満と山田浩一
一匹狼タイプの満
クラスでも人気のある浩一
正反対の性格の二人は
一年をかけ
ぜんぜん性格違うのに
なぜか仲がいいふたり
とクラスメイトが認識されるようになった
しかしある冬の朝
浩一はトラックにはねられてしまう
頭を強く打ったはずなのに
何喰わぬ顔で立ち上がる浩一
脈も鼓動もないけれど
いつものように笑う浩一は確かに「生きて」いて
その矛盾を受け入れる満
けれどクラスメートたちは
次第に浩一の存在を忘れ始め…
冒頭で
主人公のひとりである
山田浩一が
トラックに跳ね飛ばされ即死
なのに
なぜか生きている
身体と心が乖離して
浩一は
霊体として現世を漂う
そして
満だけが
霊体として存在する浩一を
見ることができる
と言うパターンかと思いきや
取り合えず
浩一を知る人間には
見えている
そもそも
浩一は何故
死してなお
現世に留まることができたのか!?
クラスメイトの
女版青海満
神社の娘
巫女にして❛みえる❜と言う
鏡屋寿美子の持論 … 『永遠の昨日』202頁以降
特に
浩一が
死してなお
存在できているのは
満のエモーション(感情)がなせる奇跡と…
後日談ですが
満は
父親から
母もまた
死後数日
青海家(現世)に
留まっていたことがあると …(『永遠の昨日』243頁4行目以降)
聞かされます
幼い頃
母を病気で亡くしていた満は
夢か幻だと思っていたのですが
実は
現実だったことが判明
もしかしたら
母親の血筋は
愛する人を
現世に留まらせることができる
特殊能力があるのかも?
なんて想像もしてみた
σ(^_^;)
浩一の身に起こった現象は
すでに
青海家で起きています
母と息子
妻と夫の間でも
起きた現象です
満と浩一が
特別な関係だったから
起きた現象ではない
と言うことが
大切
同性であろうが
異性であろうが
どんな間柄であろうが
一緒にいたい
離れたくない
失いたくない
大切な人への思いに溢れた
作品でした
エピローグ的扱いで
高校に入学した二人が
出合ったシーンが
浩一視点で語られています
そこで知らされる
浩一の過去に
愕然とした
σ(^_^;)
そして
文庫化にあたり
改稿され
加筆されたらしい
19年後
エピローグ2?
とも言うべき数頁
かつて
浩一が
玉置先生に問うた
同着一位はだめですか?
つまり
先生の一番はふたりいちゃ駄目なんでしょうか
亡くなったその人も
小河先生も
同じくらい好きで
両方一番っていうのはナシ?
(『永遠の昨日』169頁11行目以降一部抜粋)
その問いに
37歳になった
満は答えます
浩一
残念ながら同着一位はまだ現れていない
今でも一番
愛しているよと
出会いから20年
医師として
しっかり生きながら
自然に浩一を
想い続けている満
心地よい余韻が
残りました