人魚は
ひとつの『逆鱗』を
食べる
昔々の昔々の昔々のその昔
沈没船の窓越しに交わした
人魚と人間の約束
その約束を果たすために
人魚は
人間のふりをして
自ら志願し地上に現れた
だが
その人魚が現れた場所は
海中水族館の
『人魚ショー』の真っただ中
そこで人魚は
人魚のふりをした
人間と出会う
やがて
深夜の海中水族館
そこに運び込まれてきた
ある「モノ」と共に
物語は
深い深い海の底へと潜りこんでいく
そこに
見えてくるものは…

~Story~
とある水族館と
深い海の底
水族館では
館長の鵜飼綱元、館員のイルカ・モノノウ
警備員のサキモリ・オモウらが
せわしなく働いている
そこに現れたのが
電報配達人
モガリ・サマヨウ
電報を届けようとする
モガリを
館長の娘で
人魚学の若き研究者である
鵜飼ザコが留め置く
ザコは
ある企みを胸に秘め
人魚学教授の柿本魚麻呂と共に
水族館で
‘人魚ショウ’を開こうとしていた

一方
海の底では
NINGYOをはじめとする
人魚らと
彼女達の母である
逆八百比丘尼が
神秘的な雰囲気で佇んでいる
表層的に
コミカルに物事が動く水族館と
時の流れが
止まったかのような海の底
舞台では
対照的なふたつの世界が
入れ替わり立ち替わり現れる
観客からみて
舞台正面は
何の装飾もない無職の壁のみ
舞台上を横切る
アンサンブルキャストや
数枚の透明パネルだけで
場所や時代が
瞬間移動する

このふたつの世界は
奇妙に繋がっている
逆八百比丘尼は
水族館では鰯ババアとしてお馴染みの存在で
モガリやサキモリは
夢か現かわからぬまま海中を彷徨って
人魚達に出会う
そうかと思えば
人魚ショウの出演者オーディションに
本物の人魚であるはずの
NINGYOが応募したりする
時に
登場人物自身も
混乱しながら
水族館と海底とを往還する
やがて
重要な任務を負う‘潜水鵜’として
海に潜るサキモリ、モガリ、イルカらと共に
劇は怒涛の展開へ
果たして
人魚の正体とは
届けるはずの電報とは
逆さについた鱗=逆鱗とは

無数のピースが合わさって
迎えるクライマックスには
息を飲む
劇中
モガリが
‘誰もいない海’を
見ることができる人はいない
と指摘する台詞がある
そうしたものを
観客が目撃し得る演劇の特性
そして
観客としての責務にも
思いを巡らさずにはいられない
現実と非現実を行き交いつつ
圧倒的な真実を浮かび上がらせる
野田秀樹流ファンタジー
主要俳優陣の
生き生きとした確かな演技と
アンサンブルキャスト達による
息の合った動きが
独特の世界に命を吹き込んでいた
~注意~
すみません
この文書
結構
しっかり
引用してます
随分と前のなので
どこから
引用したのか
ついでに
画像も
引用元が
定かではなく…




野田秀樹の
真骨頂
‘言葉遊び’
‘比喩’は
ここでも健在
客席に
笑い声が度々湧き上がります
爆泣き議員
野野村龍太郎をはじめ
社会風刺を織り込みながら
テンポよく
ストーリーが
展開していきました
が
人魚は
人のシオ(死ヲ)喰らう
ん??
明るかった雰囲気に
変化が…
またしても
こ~ゆ~展開ですか
そ~来たか
恐るべし
野田マジック
願いが
想いが強いほど
人は
自らの行動に
縛られ
真実から
目を逸らす
それが
どんなに
無意味な
行いだったとしても
今
人は
再び
同じ過ちを犯そうとしている
その
兆候を
感じていながら
理不尽な展開に
成すすべなく
見守るしかないのか
これでいいのか!?
NINGYOが
天空に向って
叫ぶラストシーン
その姿は
まるで…


『乱鶯』が
初日を迎えていないのに
早くも
劇団☆新感線が
新作を発表してくれちゃいました
2016年劇団☆新感線夏秋興行
SHINKANSEN☆R
『Vamp Bamboo burn~ヴァン・バン・バーン~』
ひぇ~
生田斗真
10年の時を経て
再び参戦!
チケット取れるのか!?
ひとつの『逆鱗』を
食べる
昔々の昔々の昔々のその昔
沈没船の窓越しに交わした
人魚と人間の約束
その約束を果たすために
人魚は
人間のふりをして
自ら志願し地上に現れた
だが
その人魚が現れた場所は
海中水族館の
『人魚ショー』の真っただ中
そこで人魚は
人魚のふりをした
人間と出会う
やがて
深夜の海中水族館
そこに運び込まれてきた
ある「モノ」と共に
物語は
深い深い海の底へと潜りこんでいく
そこに
見えてくるものは…

~Story~
とある水族館と
深い海の底
水族館では
館長の鵜飼綱元、館員のイルカ・モノノウ
警備員のサキモリ・オモウらが
せわしなく働いている
そこに現れたのが
電報配達人
モガリ・サマヨウ
電報を届けようとする
モガリを
館長の娘で
人魚学の若き研究者である
鵜飼ザコが留め置く
ザコは
ある企みを胸に秘め
人魚学教授の柿本魚麻呂と共に
水族館で
‘人魚ショウ’を開こうとしていた

一方
海の底では
NINGYOをはじめとする
人魚らと
彼女達の母である
逆八百比丘尼が
神秘的な雰囲気で佇んでいる
表層的に
コミカルに物事が動く水族館と
時の流れが
止まったかのような海の底
舞台では
対照的なふたつの世界が
入れ替わり立ち替わり現れる
観客からみて
舞台正面は
何の装飾もない無職の壁のみ
舞台上を横切る
アンサンブルキャストや
数枚の透明パネルだけで
場所や時代が
瞬間移動する

このふたつの世界は
奇妙に繋がっている
逆八百比丘尼は
水族館では鰯ババアとしてお馴染みの存在で
モガリやサキモリは
夢か現かわからぬまま海中を彷徨って
人魚達に出会う
そうかと思えば
人魚ショウの出演者オーディションに
本物の人魚であるはずの
NINGYOが応募したりする
時に
登場人物自身も
混乱しながら
水族館と海底とを往還する
やがて
重要な任務を負う‘潜水鵜’として
海に潜るサキモリ、モガリ、イルカらと共に
劇は怒涛の展開へ
果たして
人魚の正体とは
届けるはずの電報とは
逆さについた鱗=逆鱗とは

無数のピースが合わさって
迎えるクライマックスには
息を飲む
劇中
モガリが
‘誰もいない海’を
見ることができる人はいない
と指摘する台詞がある
そうしたものを
観客が目撃し得る演劇の特性
そして
観客としての責務にも
思いを巡らさずにはいられない
現実と非現実を行き交いつつ
圧倒的な真実を浮かび上がらせる
野田秀樹流ファンタジー
主要俳優陣の
生き生きとした確かな演技と
アンサンブルキャスト達による
息の合った動きが
独特の世界に命を吹き込んでいた
~注意~
すみません
この文書
結構
しっかり
引用してます
随分と前のなので
どこから
引用したのか
ついでに
画像も
引用元が
定かではなく…




野田秀樹の
真骨頂
‘言葉遊び’
‘比喩’は
ここでも健在
客席に
笑い声が度々湧き上がります
爆泣き議員
野野村龍太郎をはじめ
社会風刺を織り込みながら
テンポよく
ストーリーが
展開していきました
が
人魚は
人のシオ(死ヲ)喰らう
ん??
明るかった雰囲気に
変化が…
またしても
こ~ゆ~展開ですか
そ~来たか
恐るべし
野田マジック
願いが
想いが強いほど
人は
自らの行動に
縛られ
真実から
目を逸らす
それが
どんなに
無意味な
行いだったとしても
今
人は
再び
同じ過ちを犯そうとしている
その
兆候を
感じていながら
理不尽な展開に
成すすべなく
見守るしかないのか
これでいいのか!?
NINGYOが
天空に向って
叫ぶラストシーン
その姿は
まるで…


『乱鶯』が
初日を迎えていないのに
早くも
劇団☆新感線が
新作を発表してくれちゃいました
2016年劇団☆新感線夏秋興行
SHINKANSEN☆R
『Vamp Bamboo burn~ヴァン・バン・バーン~』
ひぇ~
生田斗真
10年の時を経て
再び参戦!
チケット取れるのか!?