川の真実
また、4大河川事業の話になってしまいます。他にも色々と紹介したいことがあるのですが、当分の間、無理ですね。藤前の子供たちの訪韓記録も最期まで紹介したいし、最近の住宅問題、とくにそろそろバブルがはじけそうな現状も書きたいし、昔の思い出話もまだまだ残っています。
それはさておき、今日はちょっと長めの映像を紹介しましょう。カトリック・スウォン教区で作った映像で、4大河川事業の経過と現状などがよくわかるビデオです。14分もある大作ですが、韓国語が分らなくても、ぜひ見てください。日韓市民調査団に参加した人なら、会ったことのある人も登場します。
最近の世論調査では、賛成と反対の割合が逆転して、賛成がほんの少し多くなりました(でも誤差の範囲ですね)。やはり、工事がこれだけ進んでしまったという既成事実の重さが影響しているのは事実ですし、4大河川の問題だけでなく、失業問題や南北の緊張など他の重要な政治課題も多いので、賛成派が多くなったのではないかと思います。
また、野党の民主党にしても、かつてセマングムの干拓に賛成したという「前科」があるので、正直言って環境問題を本気でやる気があるのかと質問したくなります。日本もそうだと思いますが、やはり経済問題や国益などをだされると、及び腰になってしまう人は少なくないと思います。環境問題を本腰入れてやろうと思うと、それなりの覚悟が必要なのは、どの国も同じでしょう。
実際、これだけ進展した工事現場を見てしまうと、これから僕らが何をするのか、何をしなくてはいけないのかを、絞り込んでいったほうがいいと思います。今の段階では、現状で工事をストップさせ、話し合いの場を持って、環境アセス、文化財保護、経済的効果、治水・利水効果の点検などをする必要があります。
4大河川事業が万が一、計画通りに進行して大部分完成した状態で、来年の梅雨や夏の集中豪雨で、むしろ災害の原因になってしまうのではないかと、心配です。雨がたくさん降って、中小河川が氾濫したり、土砂崩れがおき、一方で4大河川の堰(ダム)の周辺にごみなどがたくさん流れてきて、水質が悪化し、また水の流れが悪くなり、堤防の決壊などが起きるのではないかと、心配です。
また、4大河川事業の話になってしまいます。他にも色々と紹介したいことがあるのですが、当分の間、無理ですね。藤前の子供たちの訪韓記録も最期まで紹介したいし、最近の住宅問題、とくにそろそろバブルがはじけそうな現状も書きたいし、昔の思い出話もまだまだ残っています。
それはさておき、今日はちょっと長めの映像を紹介しましょう。カトリック・スウォン教区で作った映像で、4大河川事業の経過と現状などがよくわかるビデオです。14分もある大作ですが、韓国語が分らなくても、ぜひ見てください。日韓市民調査団に参加した人なら、会ったことのある人も登場します。
最近の世論調査では、賛成と反対の割合が逆転して、賛成がほんの少し多くなりました(でも誤差の範囲ですね)。やはり、工事がこれだけ進んでしまったという既成事実の重さが影響しているのは事実ですし、4大河川の問題だけでなく、失業問題や南北の緊張など他の重要な政治課題も多いので、賛成派が多くなったのではないかと思います。
また、野党の民主党にしても、かつてセマングムの干拓に賛成したという「前科」があるので、正直言って環境問題を本気でやる気があるのかと質問したくなります。日本もそうだと思いますが、やはり経済問題や国益などをだされると、及び腰になってしまう人は少なくないと思います。環境問題を本腰入れてやろうと思うと、それなりの覚悟が必要なのは、どの国も同じでしょう。
実際、これだけ進展した工事現場を見てしまうと、これから僕らが何をするのか、何をしなくてはいけないのかを、絞り込んでいったほうがいいと思います。今の段階では、現状で工事をストップさせ、話し合いの場を持って、環境アセス、文化財保護、経済的効果、治水・利水効果の点検などをする必要があります。
4大河川事業が万が一、計画通りに進行して大部分完成した状態で、来年の梅雨や夏の集中豪雨で、むしろ災害の原因になってしまうのではないかと、心配です。雨がたくさん降って、中小河川が氾濫したり、土砂崩れがおき、一方で4大河川の堰(ダム)の周辺にごみなどがたくさん流れてきて、水質が悪化し、また水の流れが悪くなり、堤防の決壊などが起きるのではないかと、心配です。