北朝鮮のキム・ジョンウンが新しく組織したモランボン楽団
う~ん、なんともいえない映像です。ここ、2~3日、韓国のニュースでたびたび報道されています。ボーカルの女性たちの肩もあらわなドレス姿が<衝撃>だったようで、ミッキーマウスやロッキーのテーマソング、フランク・シナトラのマイ・ウェイなどアメリカの音楽やキャラクターまで登場したのですから、どう理解すべきなのか。
これだけで、北朝鮮が開放政策をとると判断できないというのが主流どころの見解です。ただ、親父のキム・ジョンイルが側近と密かに楽しんだのと比べ、公開の場でこのようなステージを行ったのは、大きな変化と考えていいでしょう。
でも、歌い方はロックやポップスとは程遠く、ドレスにエレキギターという格好もいまいちですね。あと、この会場にいた観客はエリート中のエリートで、多くの来たの住民は、食べるものすらないという悲惨な状況にあることを、忘れてはいけないでしょう。はたして、飢えに苦しむ彼ら、彼女らがこのステージを見たら、なんというだろうか。