漢方談話 (埼玉県日高市にあります漢方専門薬局 環のブログです)

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平均年齢88歳のお笑いフェスタ  ピーマンの肉詰め 

2013-07-07 21:35:52 | 夏の肉料理
うちの妖精のおばあちゃんは92歳です。
おばあちゃんが演劇に出る!歌を歌う!ということで、今日はその観劇に行きました。

シルバーフェスタ、サブタイトルが
平均年齢88歳というのですが、
初めて見にいくので、全くどういうものか
分からなかったのですが、度肝を抜かれました。



年配の方々がやるものに対してどういうイメージがあるでしょうか?

武術に関しては、年をとるほど強くなるといわれますが、そうではなくて
一般の方が年を重ねると・・・・

体が動きにくくなったり、五感がにぶくなったり、やることがなくなったり・・
あまりいいイメージはないような気がするのです。


正直、見る前までは、はらはらするのでは?と思っていました。
そしてまた、観にいってあげないとかわいそうなんて、おこがましい気持ちが
どこかにありました。

三味線と民謡


フラダンス


そして、98歳の方がソロでピアノを披露!

まず登場してから、椅子に座るまで、腰がまがっていらっしゃるので
サポートの方が手をひきながら、
一歩一歩歩み、非常に時間がかかるのです。
大丈夫かなぁぁと、会場も心配のなまざし、

やっと着席したかと思うと、。

「あぁ、楽譜がない・・ひけない・・・やっぱりひけない」とおっしゃるんです。


あわわわわとざわつくなか、誰も楽譜を持ってこない。

それでも、ちょっと音だしされたりして、鍵盤をカタカタと鳴らしていたかと思うと、
いきなり、乙女の祈りが始まったのです。

目を閉じていたら、とても98歳の方が引いていると思えないほど
指さばきが見事で、ポロポロポロと鍵盤を奏でていくのです。
一曲最後まで見事にひきあげてしまわれました。
そして、よたよたっと立ち上がって、ピアノを支えにしながら、おじき。

なみやらぬ拍手。
これには、本当に感動してしまって、司会者の方が泣かれてしまいました。

そして、寸劇。題目は「白雪姫」



題目が題目なだけに、おゆうぎかと思われますでしょ!?

これが、吉本顔負けの超お笑いなんです!
演出はお笑いを狙っているわけではないと思うのですが、めちゃくちゃ面白いのです。
会場は大うけ!

まず、悪いお妃様に白雪姫の暗殺以来を受ける狩人。
これも90歳近い年配の男性です。

「狩人、ちょっと来なさい!」とお妃に呼ばれて、
登場するも、ヨタヨタと一歩一歩登場される。
しかも、白雪姫のお話は西洋なので、
ヨーロッパの狩人のかっこうしているのですが
狩人の口調が日本の時代劇ドラマ風なんですよね。

そして、狩人は白雪姫を逃し、幕に引く。まだマイクが入っているのに
「これで(自分のセリフは)終わりだ、ふ~」って言っちゃって、会場に丸聞こえ。

そして、白雪姫も90歳を超える女性。
小人たちの家に入り、小人と会話が終わり、場面が変わる前に
ちょっと間があったのです。
すると
白雪姫が「あら?ここで暗転なのに」って言ってしまう。

そして、白雪姫が毒りんごで倒れて、王子様が登場
王子様も年配の男性。

王子様が白雪姫を起こそうとしました。すると白雪姫が
「チューして!チューして!」ってマイクにイン。笑

王子様はチューするのを忘れていたのです。

それで、手にキスして、白雪姫が起き上がるのですが、
これがなかなか起き上がれない。
小人に混じっていたヘルパーさんが、介護流に姫を起こす。笑

そして、白雪姫が「立つわよ」と自声がマイクにイン。

無料の発表会なのですが、全然お金とれます!ってくらいに面白かったです。


最近ちょっといろいろ考えることがあって、少しもやもやしていたのですが
シルバーフェスタを見たら、一気に元気になりました。

その年齢ごとのよさ、美しさ、面白さ、人に与えられる影響、役割があること
年を重ねるほどにどんどん、謙虚に、人に優しくなれるということ
芸を磨くという楽しさがあること
他人と比べる必要はなく、そのままの一人一人が輝く存在であるということ
やることが上手であるとか、完璧であるとかはではなく
それに取り組む姿が人を感動させるということ
お年寄りを温かく愛と尊敬をもって見守ることで、心に生まれる、温かい気持ちや安らぎ


たくさん笑って、何曲も会場みんなで歌ったりして、
それはそれは楽しい時間でした。
このフェスタは今年で14年目だそうです。
来年もまた観にいかせていただき、元気をもらいたいです♪


数日前の夕飯です


ピーマンの肉詰め
きゅうりともずくの酢の物
じゃがいもと松山あげのみそ汁
島らっきょう
かまどさん玄米

まだ玄米を焦がし中です~~!
でも、美味しいと言ってくれているので、なんとかセーフ。
水を増やして、火を弱くしたんですけど、もっと火を弱くしてみます。

玄米に混ぜる塩に塩麹を使うと、すごく消化も楽な気がしています。

環先生が、麻婆豆腐の残りをタッパーにつめたそうです。
普通は翌日にタッパーの表面が脂で膜ができるのに
塩麹で調味した麻婆豆腐には、脂の膜がでなかったそうです!
やっぱり脂も分解されやすいようです。

ピーマンにも余分な熱をとる作用があります。
梅雨明けということで、今日もとっても暑くなりました
車の温度計が一時40度に!わぉ!

体から余分な熱をとってくれるものは、
分かりやすくいうと、苦味のあるものです
ゴーヤ、ピーマン、レタス、緑茶などなど

いよいよ夏の食事がキーになりますね。

暑くなる日に体を動かす人は、お子さんから年配の方まで
麦味散をあらかじめ飲んでから動くと、消耗具合が全然ちがいますので
暑いと疲れやすいし、だるいという方、熱中症予防に、おすすめです。