ちょいと仕事帰りに模型屋に立ち寄ったら、フジミの再版DINO246GTが置いてありました。GTもGTSもエンスー&RSでストックが在るので買わないつもりでしたが、パッケージを見ると「Eary TYPE」の文字が・・・・。前期型はストックしてなかったんですよ。どうしようかなーと考えてたんですが、気がつくと帰宅してました。助手席には何故かDINOがありまして、このバカオッサーンはまたも買っちゃったらしいです。夏なので、こんな時間にサルベージ。
エンスーのDinoって過去に一度だけ、それも車模型を始めて間もない頃に製作したことあるんですが、シャーシがボディーとドッキングする段階でブァキィィ!っと割れちゃって幽体離脱しますた。RS版では教訓を生かして完成させましたけど、漢ならエンスーをキチンと作っておきたいところ。でも、正直3バージョン持ってても、1バージョン作っただけで腹一杯になりそうな骨のあるキットなので、内心「また積んどくのか?」と自問自答を繰り返す買い物でありました。2800円だったけど、ほんの十数年前は1500円もしなかった気がするんだけどな。ボリューム考えると俄には信じがたい低価格でしたな、当時は。
余談はともかくインプです。シャーシセクションがすったもんだして完成しつつあるので、追いかけるようにボディー側の処理も進めることにしました。まず、ウィンドウパーツをキット付属のマスキングテープを使って塗り分け。このテープ、実は恥ずかしながら「テープって言うよりシールって感じ?こんなの使ったら剥がすとき苦労しそう~」とか思いこんでいて、ハセガワの同梱テープは使ったこと無かったんですが、今回初めて使ってみました。全然問題なく使えるんですね、これ。缶ペだと失敗率が跳ね上がりそうではありますけど、エアブラシで窓枠塗り分けするなら充分使えますし剥がすのも楽ちんでありました。また、前後ウィンドウには鉢巻きデカールを貼る必要があるので、貼り付け乾燥させた後に、デカールの上にだけクリアーを吹いて保護しておきます。これしとかないと、後々この部分だけ黄ばんじゃったりひび割れてジャミラの肌みたいになっちゃうんすよ。
ウィンドウが片付いたら、お楽しみのボディー磨きです。最初2000番のフィニッシングペーパーで処理を始めたんですが、乾燥させ過ぎたのか硬くて硬くて全然作業が進みましぇん。結局、1500番と3Mのスポンジヤスリで最初に処理し、次に2000番で処理しました。以前に掲載したとおり途中で中研ぎを入れたりしたんですが、これまた乾燥させ過ぎのお陰で更に肉痩せが起こっていて「中研ぎの意味無し」。ここからクリアーを更に重ねると、300%お蔵入りコースなので、諦めてこのまま研ぎに入ります。ええ、自動車モデラーがクリアー層をツライチにしきれなかった時の御約束の言い訳「実車もステッカーには段差があるのだ」を用いながら・・・・・。
図の説明ですが、前ドア部分がペーパーがけ終了状態。で、後ろのドア部分がペーパーがけが足りない状態になってます。無闇に力を入れすぎて余計な傷を付けないようにしながら、なるべくデカールの縁の段差が目立たなくなるように削っていきます。
変なウネリが出たりしないように消しゴムを当て木にして、満遍なく表面の凸凹が平滑になるよう削りました。全面が艶消し状態になったら、今度はコンパウンドに進みます。
コンパウンドは先ずタミヤの「粗目」を使用して、ペーパーがけによって出来てしまった磨き傷を消していきます。これがですね、全然消えてくれない(笑)。或る程度は消えるんだけど、少々力を入れて磨かないといつまで経っても消えてくれないのです。このままでは下地がコンニチハしちゃうよ~と嫌な予感がしてきたのですが、二~三日かける覚悟を決めて、地道に磨いていきます。「粗目」で或る程度傷が消えたら、次は「細目」に移行。「粗目」での処理がペーパー傷の消去であれば、「細目」は粗目コンパウンドによる磨き傷の消去と艶だしが目的となります。これまた頑張ったんですが全然削れが悪い。少々力を入れてやれば磨けて来るんですが、明らかに塗膜が硬すぎます。
それでも諦めずゴシゴシ磨いておりますとですね、
何やら雲行きがあやしくなりましてね、
雷鳴の中に蹄の音が聞こえたと思ったら・・・・・、来ましたよ、あのお方が!!。
愛馬スレイプニルにまたがって、オーディン様が颯爽と見参!!アーンド、必殺技炸裂!!!
※ショックのあまり気絶してましたので画像はイメージ画像です。
OTZ
でもめげずに
一時は終了かと思ったり、何年かしたらもう一個のストックを使ってボディーやり直してリベンジとか思ったりもしましたが、かなり綺麗に折れてくれたこともあり、裏に金属線で補強をしつつリカバーしました。後で割れ部分にはタッチアップをして、起きた事態は忘れることにしたです、はい。
結局これが切っ掛けでコンパウンドをモデラーズのコンパウンドに切り替えました。ワックス成分が入っているのでイチイチ洗剤で洗いながらでないと傷の消え具合が確認できないのが玉に瑕ですが、研磨力も艶の出も良いし何より以前はコレをメインに使っていたので、使い勝手もいいから変更。この変更が良かったのか、傷がグングン消えてくれてホッとしました。
しかし、ボンネットはスリット加工やらダクトの事前取り付け等が災いして磨きにくいったらありゃしない。この部分は、もうちょっと磨きに時間が掛かりそうです。
他の部分は、概ねいい感じで磨けております。ボンネット部分に目処が付き次第、タミヤの仕上げ目orハセガワのセラミックで仕上げてやるつもりですが、今回はここまで。
それにしても、UVクリアーを使わなくとも、毎度毎度終盤に何か起きるよな、オレ(笑)。
エンスーのDinoって過去に一度だけ、それも車模型を始めて間もない頃に製作したことあるんですが、シャーシがボディーとドッキングする段階でブァキィィ!っと割れちゃって幽体離脱しますた。RS版では教訓を生かして完成させましたけど、漢ならエンスーをキチンと作っておきたいところ。でも、正直3バージョン持ってても、1バージョン作っただけで腹一杯になりそうな骨のあるキットなので、内心「また積んどくのか?」と自問自答を繰り返す買い物でありました。2800円だったけど、ほんの十数年前は1500円もしなかった気がするんだけどな。ボリューム考えると俄には信じがたい低価格でしたな、当時は。
余談はともかくインプです。シャーシセクションがすったもんだして完成しつつあるので、追いかけるようにボディー側の処理も進めることにしました。まず、ウィンドウパーツをキット付属のマスキングテープを使って塗り分け。このテープ、実は恥ずかしながら「テープって言うよりシールって感じ?こんなの使ったら剥がすとき苦労しそう~」とか思いこんでいて、ハセガワの同梱テープは使ったこと無かったんですが、今回初めて使ってみました。全然問題なく使えるんですね、これ。缶ペだと失敗率が跳ね上がりそうではありますけど、エアブラシで窓枠塗り分けするなら充分使えますし剥がすのも楽ちんでありました。また、前後ウィンドウには鉢巻きデカールを貼る必要があるので、貼り付け乾燥させた後に、デカールの上にだけクリアーを吹いて保護しておきます。これしとかないと、後々この部分だけ黄ばんじゃったりひび割れてジャミラの肌みたいになっちゃうんすよ。
ウィンドウが片付いたら、お楽しみのボディー磨きです。最初2000番のフィニッシングペーパーで処理を始めたんですが、乾燥させ過ぎたのか硬くて硬くて全然作業が進みましぇん。結局、1500番と3Mのスポンジヤスリで最初に処理し、次に2000番で処理しました。以前に掲載したとおり途中で中研ぎを入れたりしたんですが、これまた乾燥させ過ぎのお陰で更に肉痩せが起こっていて「中研ぎの意味無し」。ここからクリアーを更に重ねると、300%お蔵入りコースなので、諦めてこのまま研ぎに入ります。ええ、自動車モデラーがクリアー層をツライチにしきれなかった時の御約束の言い訳「実車もステッカーには段差があるのだ」を用いながら・・・・・。
図の説明ですが、前ドア部分がペーパーがけ終了状態。で、後ろのドア部分がペーパーがけが足りない状態になってます。無闇に力を入れすぎて余計な傷を付けないようにしながら、なるべくデカールの縁の段差が目立たなくなるように削っていきます。
変なウネリが出たりしないように消しゴムを当て木にして、満遍なく表面の凸凹が平滑になるよう削りました。全面が艶消し状態になったら、今度はコンパウンドに進みます。
コンパウンドは先ずタミヤの「粗目」を使用して、ペーパーがけによって出来てしまった磨き傷を消していきます。これがですね、全然消えてくれない(笑)。或る程度は消えるんだけど、少々力を入れて磨かないといつまで経っても消えてくれないのです。このままでは下地がコンニチハしちゃうよ~と嫌な予感がしてきたのですが、二~三日かける覚悟を決めて、地道に磨いていきます。「粗目」で或る程度傷が消えたら、次は「細目」に移行。「粗目」での処理がペーパー傷の消去であれば、「細目」は粗目コンパウンドによる磨き傷の消去と艶だしが目的となります。これまた頑張ったんですが全然削れが悪い。少々力を入れてやれば磨けて来るんですが、明らかに塗膜が硬すぎます。
それでも諦めずゴシゴシ磨いておりますとですね、
何やら雲行きがあやしくなりましてね、
雷鳴の中に蹄の音が聞こえたと思ったら・・・・・、来ましたよ、あのお方が!!。
愛馬スレイプニルにまたがって、オーディン様が颯爽と見参!!アーンド、必殺技炸裂!!!
※ショックのあまり気絶してましたので画像はイメージ画像です。
OTZ
でもめげずに
一時は終了かと思ったり、何年かしたらもう一個のストックを使ってボディーやり直してリベンジとか思ったりもしましたが、かなり綺麗に折れてくれたこともあり、裏に金属線で補強をしつつリカバーしました。後で割れ部分にはタッチアップをして、起きた事態は忘れることにしたです、はい。
結局これが切っ掛けでコンパウンドをモデラーズのコンパウンドに切り替えました。ワックス成分が入っているのでイチイチ洗剤で洗いながらでないと傷の消え具合が確認できないのが玉に瑕ですが、研磨力も艶の出も良いし何より以前はコレをメインに使っていたので、使い勝手もいいから変更。この変更が良かったのか、傷がグングン消えてくれてホッとしました。
しかし、ボンネットはスリット加工やらダクトの事前取り付け等が災いして磨きにくいったらありゃしない。この部分は、もうちょっと磨きに時間が掛かりそうです。
他の部分は、概ねいい感じで磨けております。ボンネット部分に目処が付き次第、タミヤの仕上げ目orハセガワのセラミックで仕上げてやるつもりですが、今回はここまで。
それにしても、UVクリアーを使わなくとも、毎度毎度終盤に何か起きるよな、オレ(笑)。