蚊取り線香の季節になりました。
これはロンボク焼きの蚊取り線香ポットで、ロンボク島で作られています。
ロンボク島はバリ島の東にある島で、バリから国内線の飛行機でで小一時間で行けます。
このロンボク島に3年前に行きました。
ロンボクはインドネシア語で唐辛子という意味で、唐辛子はこの島の特産品らしいです。ただ、インドネシアでは唐辛子は「チャベ」の方が普通で、「ロンボク」はちょっと大きな品種。
「ロンボク ブカン チャベ」→「チャベじゃなくてロンボクだよ」
(ブカンは否定詞)…というようなロゴのついたTシャツが島で売られてました。
そのロンボクのホテルの近くのひっそり地味な博物館のようなところに結構雑に展示してあったロンボク焼き… ↓
奥の箱にはSUGAR、手前の箱には Merry Christmas と書いてあります…、その右は線香立て…。 (全て展示品)
ホテルの周りの、やはりひっそりとしたお土産物屋でこのような蚊取り線香ポットを買いました 。
ロンボク焼きは素朴な味わいの素焼きの器で、窯ではなくて、ココナツの殻を燃やして焚火のように焼成するようです。
そのせいか少々もろくて、欠けやすいので、このように周りに籐を編み込んだものも多いです↓。
その他
左奥は灰皿、右奥はソープディッシュらしく、底に溝があり穴も開いてますが、やけに深いので、台所でスポンジ入れにしています。
また、上の亀の蚊取り線香ポットはぎざぎざが上下かみ合う場所を探すのが大変…(そのくらいおおらかで、自由に作られているってことですね)。