巷で『妖怪ウォッチ』なるものが流行っているらしく、うちの長男の子供も御多分にもれずはまっていて解説本も持っていました。
それを見せてもらうと、各妖怪の命名がダジャレというかごろ合わせというか、なんだか面白い。
上の「ばくろ婆」は、これにとりつかれると何でもしゃべりたくなる、秘密ができない体になってしまうとか…。
この長男一家(地方に住んでる)と先日買い物に出かけて、そのうち孫たちは飽きるし、私も 疲れてきたので、ジュースでも飲んで休んでるから、と孫二人だけ連れてカフェへ。
しかしメニューを見ればジュースだけで済むわけもなく、イチゴパフェとかバームクーヘンのセットとか…「パパやママには内緒ね(ジュースだけって言ったから)…」と本人たちがヒソヒソ言っていたのに、後で落ち合ったら、内緒どころか、何を食べたか両親にぺらぺらとおしゃべり。 内緒って言ったのに…。
「あ!ばくろ婆がついてた!」
という具合に出てきました。なるほどね。
隣のピンクのは蚊の妖怪で「ネガティブ―ン」。人間のネガティブなオーラが好きで、口先の針で吸い取っていくらしい…だったらありがたい妖怪ですけど。
後ろの黄緑色のは「グレルリン」…
大きなリーゼント、しゃがんでいる姿、ぐれるという古い言葉と映画グレムリンの黄緑色…いつの時代のワルよ…。
このほか 「サンタク老師」 は、最高のプレゼント、普通のプレゼント、最悪のプレゼントのどれかを三択でくれるとか、
「ひも爺」 (人のおなかをすかせる妖怪)とか、まぼ老師(まぼろしを見せる)とか、ヒキコウモリとか、次々ごろ合わせが出てきて…
うちには水木しげるの「妖怪画談」という本 がありますが、これは日本の古い妖怪の話で、結構怖かったりします。
「妖怪ウォッチ」は見たことないのでストーリーはよく知りませんが、何だか新しい妖怪で、これからも面白いごろ合わせは次々出てくるでしょう。