熊谷守一の絵の本物を一度見たいものだと思っていて、しかし熊谷守一美術館は豊島区にあり、ちょっと行ったことのない方面なのでぐずぐずしていたら、なんと東京国立近代美術館でこのような展覧会が催されているのを知って、しかもあと一か月で終わりということで、とりあえず行ってみました。
あの、猫とか自然の草花の絵…と思って入ったら、なんと、暗い人物画で始まり、あと風景と裸婦が続きます。200点以上の作品と美術館のHPにあった通りたくさんの作品です。
会場を進むにつれ、風景画に特徴的な赤い縁取りが出てきて、最後に、後半生を過ごした豊島区の自宅での動植物の絵が現れます。これがよく紹介されているお馴染みの絵でした…。その点数もかなりあり、見ごたえ充分というか、近づいたり、遠くから見たり…。うちに帰ってからかなり疲れているのに気が付きました。
よく紹介されている「雨滴」↓。(これは絵葉書です)
ミュージアムショップにはいろいろな作品集が並んでいましたが、私はこの絵本を買いました。福音館書店です。
有名どころの三毛猫の絵は中ほどにどんと出ています。私はこの亀の絵が気になっています(^^)。
今回とりあえず実物を見ることができてよかったのですが、どうやら愛知県美術館所蔵の作品が多かったようで、やはり後半生を過ごされた住居のあった豊島区千早の熊谷守一美術館にも行かないとな…と思いました。
↓東京国立近代美術館4階からの眺め。