昨日の東京国立近代美術館では、熊谷守一展覧会と同時に同館の所蔵作品展も開催されていて、そちらも見に行きました。
初めて入った気がしますが、美術の教科書に載っていたような絵画が展示されていました。「え!…目の前にあるのがそうなの!…」という感じです。岸田劉生の麗子像とか、安井曽太郎の青いチャイナドレスを着て椅子に座っている女性の絵(「金蓉」)とか、日本画の「黄瀬川の陣」屏風とか…。しかも太っ腹なことに、写真撮影可!
不可のものは絵の脇に「ダメです」マークがあると係りの人が言っていましたが、あまり見当たらなかったです。
しかし何だか恐れ多くて、しかもカメラ忘れたので写せませんでしたが、この絵だけは気になって写させてもらいました。(スマホで)
というのも、絵の左側と右側の方に可愛い子鳥が描かれています。
今、巷で可愛いと話題のシマエナガさんでしょうか?
この絵の題名は「梅花遊禽」西内利夫 (1976年)。英語の題名も Birds among the Plum Blossoms.
何の鳥かは分からず、シマエナガだと思って、帰宅後ネットで調べてみたところ、シマエナガは北海道だけに生息、しかも目の周りから頭は白、これはどうやらエナガのようです。しかし、エナガさんもかわいい!
帰り道、皇居のお堀になんだか綺麗な色のカモが泳いでいましたが、写せず…。鳥を見るといいカメラが欲しくなります…。