もうルコウソウの季節ではないのですが、今日やっと見かけたので撮ってみました。(世田谷の上祖師谷辺りの農園のフェンスです)
小さい赤い花です。
この花の名前を知ったとき、縷紅草 という漢字がどうも不気味に見えました。どうやら「髑髏」の髏の字とごっちゃになっていたようです。骨じゃなくて糸偏でした。
この「縷(る)」の字は細い糸、糸すじのことだと判明したのも最近で、そういえば「一縷の望み」とか「るる述べる」の、縷だとやっと納得しました。(昔、会議の時に「今まで、るる述べさせていただいた通り…」というのが口癖のおじさんがいて、そのたびイラっとしていたのを思い出しました(笑)。グダグダ言うことが「るる」だと思っていました…。(^^;)。)
この花は糸のように細い赤い花なので縷紅草という、と山と渓谷社の図鑑には書いてありました。葉っぱも糸のように細いと思います。私の勘違いで縷紅草 の印象を悪くしてスミマセン。
下はひと月ほど前に、小田急線新松田の辺りの森の道で写したもの。マルバルコウソウです。かわいい花です。気が付いたらうちの周りにもありました。(^^;)。
このマルバルコウソウと縷紅草 の交雑種のモミジバルコウソウというのもあるようです。モミジバルコウソウにお目にかかれるのは来年かな…。