たまごのなかみ

千葉県北西部在住。映画・観劇、近隣のこと。毎日 元気に機嫌良く♪

そうだ! 忘れてた☆

2012年02月15日 23時58分45秒 | 子どもと楽しむ本
そうです そうです! 大切なことを書き忘れていました。『しあわせのパン』のエンディングテーマが、すっごくいいんです。

ひとつだけ』矢野顕子 with 忌野清志郎

と~っても素敵
矢野顕子がソロで唄う『ひとつだけ』も好きだけど この二人で唄うバージョン
CDの情報も 配信の情報もないみたいで なんだかもったいないなぁ...

でも You tubeにありました☆



映画の中に『月とマーニ』っていう絵本が登場するけれど、お月様の絵本というと 直ぐに思い出されるのが この二冊。お奨めですョ♪
 林明子 作『おつきさまこんばんは

 イブ・スパング・オルセン 作・絵『つきのぼうや
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名作中の名作

2010年01月15日 11時07分13秒 | 子どもと楽しむ本
うちでも一番人気の絵本です

モーリス・センダック作《かいじゅうたちのいるところ冨山房(¥1,470)
[1975年12月初版]

おはなし会をやっていた頃 譲り受けたこの本は、今から 25年前の発行(第25刷)で、
定価 1,100円 と ありました。1985年2月...ちょうど 私が学校を卒業した頃です。

絵本を手に取ったら、最後の最後のページまで お忘れなく (^_-)b


そして、実写版の映画は 本日公開です。
今日は ちょっと無理だけど 明日にでも...
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日本のハロウィン──お月見泥棒

2005年10月06日 09時17分26秒 | 子どもと楽しむ本
伊藤秀男 作『いもぱくり』(こどものとも年中向き1992年10月号) 福音館書店


(クリックしてみてください 絵本の中身も少しご覧いただけます)


お月見の夜 子ども達が近所のお供えを失敬して歩く‘いもぱくり’という風習...さて、どこの風習なのでしょう...。

もう10年以上も前、子どもが幼稚園から持って帰った 福音館の月刊絵本「こどものとも年中向き」からのご紹介『いもぱくり』です。「こどものとも」には付録に解説リーフレットが挟まっています。それを見れば どこの風習かわかるかしら...? と棚を物色! 絵本と共にリーフレットを保存している私ですが 何故か数ヶ月分だけ抜け落ちていて『いもぱくり』の92年10月号分がありません。

でも、そこはほれ! インターネットで検索!!
どうやら 三重県四日市市の風習 お月見泥棒 のことであるとわかりました。思った以上に 限られた範囲の風習だったので 今更ながら驚き!

〈こどものとも傑作集〉としてのハードカバー化されてはおらず 月刊誌としては売り切れの状態で 福音館でも扱っていません。お求め頂けないのが残念なのですが、興味のある方は図書館で探してみてください。インパクトのある絵に、知らない風習ながらワクワクする絵本です。

今月15日は、十三夜...。夕飯の支度の手を ちょっと休めて 顔を出したばかりの 大きく少し赤く見える月を 眺めてみませんか?
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けっこうブラック...?

2005年08月23日 22時46分00秒 | 子どもと楽しむ本
先日 shi-baさんのBe-Lucyで取り上げていた ジョニー・デップの新作映画 『Charlie and the Chocolate Factory』(監督:ティム・バートン)...ん? チョコレート・ファクトリー? チョコレート工場...? 確かそんなタイトルの本がうちにあったはず...。子ども達に探りを入れると あったあった!『チョコレート工場の秘密』。。。まさに映画の原作にあたる本でした。
...で、読んでみました。

『チョコレート工場の秘密』


作者ロアルド・ダールの夫人は アカデミー賞女優のパトリシア・ニールで 夫人との間には四人の子どもがいます。(と 後書きにあります) もともと オー・ヘンリーやモーパッサンなどにも引けを取らないと評された異色の作家ダールですが 四人の子ども達に寝物語として語っていた‘おはなし’が 児童文学として形を成していったのだそうです。

さて、物語は...
ウィリー・ワンカ氏の作るチョコレートは 世界一美味しくて、世界一たくさん売れていて、ワンカのチョコレート工場は 世界一大きなチョコレート工場です。ところが その工場は工員達の出入りする姿が一切ない不思議な工場でもありました。そして、その工場の陰の小さな小さな家に その日の食べ物にも事欠くくらい貧しい一家が七人 身を寄せ合って暮らしていました。その家の宝物のような男の子が チャーリーです。

チャーリーがチョコレートを食べられるのは 年に一度 家族が切りつめたお金で買ってくれる誕生日プレゼントの板チョコ...☆☆ワンカのとびきり特製 チョコレート☆☆
年に一度しか手にすることが出来ないチョコレートじゃ ワンカ氏が5枚だけ混ぜた[工場見学が出来て 一生掛けても食べきれないチョコレートやお菓子を貰うことが出来る 金色の券]なんて 手にすることが出来るはずがありません......

しば。さん情報によると 既に『夢のチョコレート工場』というタイトルで映画化されたことがあるらしいのですが、この物語は 実に視覚的要素が強く 映像化したくなるのも尤もです。現代ハリウッドのテクニックを以てすれば 工場の中のアミューズメントパークのようなチョコレートの川や ガラスのエレベーターなども それはそれは見事なまでのリアリティで描かれているのではないかと楽しみです。が、旧作には旧作の手作り感溢れるファンタジーの世界が広がっているのではないかと これまた一度観てみたい気がします。

ただ、原作の古さからか 時として[容赦のない仕打ち]が出てきます。きっと映像で観ると笑い飛ばせてしまうのだと思いますが 文章で読むと[やりたい放題]な感じがなくもありません。映像的に これを気持ちよく観るためには チャーリー以外の4人のこまっしゃくれた傲慢なガキどもと その親たちが これでもかというくらい憎々しく いやらしく演じてくれることが必須だなぁ~。やれやれ もっとやれぇ~~~!

『チャーリーとチョコレート工場』公式HP
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『なんじゃもんじゃはかせのおべんとう』

2005年06月27日 08時03分15秒 | 子どもと楽しむ本

絵本作家の長新太さん(77)が 亡くなりました。
中咽頭癌を煩い5年前から入退院を繰り返していたそうです。

今年五月に入院の際 出版社に手渡したという『ごろごろ にゃーん』の続編...。遺作となった この作品の刊行は、来年4月の予定です。

独特の色づかいと 不条理なお話しには 随分楽しませて頂きました。
ご冥福をお祈りします。


備考:『なんじゃもんじゃはかせのおべんとう』── 福音館書店 こどものとも453号(1991年12月号)
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『どろんここぶた』

2005年06月13日 10時40分46秒 | 子どもと楽しむ本

お百姓さん夫婦が飼っている‘こぶた’が なにより好きなこと...それは、やわらかいどろんこの中にすわったまま ずずずぅ~っと沈んでいくこと。
ある朝、お百姓さんのおばさんは家中を大そうじ。家の中だけでは気がすまず、うし小屋、うま小屋、とり小屋とたて続けにきれいにした後、ぶた小屋を見て「おーや、ここが いちばん きたないね」ぶた小屋も大そうじ。あらあら...小屋の前にあった泥まで 掃除機ですっかり吸い取ってしまいました。おばさんは大満足...でも でも こぶたは...?
大好きなどろんこがなくなってしまったこぶたは、うちを逃げ出し どろんこ探しの旅に出ます。

好きなことをしている時が一番幸せ
なのに 周りでお節介しっちゃってるのは だぁ~れ?

本の体裁としては 絵本というより読み物ですが、文字は けっして多くありません。年長さん ~ 一年生以上なら読めそうです。おはなし会で使うには 絵本と違って開き読みが難しいので 紙芝居に仕立てようとしつつ 中途で作業がぁ~
いま、読み手としては おはなし会から離れていますが 多くの子ども達に見てもらえる様 作業の完結を祈るばかりです。(祈ってるだけじゃ完成しないよ!)
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突然ですが 絵本です...『あたごの浦』

2005年05月22日 14時20分53秒 | 子どもと楽しむ本


先般 日本映画の記述の中で、絵本作家の名前が出てきたので、こじつけ且つ唐突ではありますが、絵本の紹介です。
ご紹介したい絵本は、脇和子・脇明子 再話、大道あや 画 に依る 讃岐のおはなし『あたごの浦』...
前述の田島(たじま&たしま)兄弟は、超メジャーな絵本作家なので、二人の作品群に比べると 知る人ぞ知る的な一冊なのですが、かつて おはなし会で使ってツボにハマった一冊です。
昔から、蛸が浜に上がって畑の野菜を食い荒らすという話は、瀬戸内などで よく聞かれるようです。そんな‘おたこ’と海の仲間達の「月夜の宴会一発芸たいかぁ~~い☆」... なぁ~んて書くと 聞こえが軽くなってしまいますが、お国言葉の文体と落ち着きのある絵に渋さも感じさせる絵本です。互いの芸を見るたび仲間達が「妙妙妙妙妙...♪」と大喝采。このフレーズは我が家にもすっかり定着してしまいました。 『わ~いな母の日』の記述中に出てくる『妙妙妙妙妙...」も 実はここに由来します。
さて、ことばづかいや絵の雰囲気からすると 年齢の低い子どもには ちょっと難しいかな...と思われるかも知れませんが、面白い物を感じ取る回路は子ども達の方が開いているようで、案外いい反応が返ってきます。
絵本や昔話に興味のある方 一度 手に取ってみて下さいね。詳細は上の表紙をクリック☆です。

そうそう、田島兄弟の映画『絵の中のぼくの村』に 話を戻させていただくと、銀熊賞を受賞しながらも 公開時は単館上映で、その後も各地の自主上映会にフィルムを貸し出すという形式を取り、あまり大勢の目に触れることなく来た作品ですが、本当に素晴らしい出来なので、機会があったら 是非是非ご覧いただきたいと思っております。本当にお奨めです。
コメント (14)
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